地元密着型の航空ショーではあるものの、主に航空自衛隊の主力戦闘機や練習機によるアクロバット飛行、場合によっては米軍機の戦闘機による無謀(?)な重力加速度による急旋回で並外れた機動性や迫力などで楽しませてくれます。
航空自衛隊機は要撃戦闘機の(戦争で使う訳ではないのでそう呼ぶらしい)以外によく分からないので、予習してから航空祭に望みたいと思います。
航空祭に行かない人も、日本の空を守る航空戦力や内容がのよく分かる(?)と思います。
写真1枚目⇒ F-15J 要撃機(つまり主力戦闘機) 愛称 イーグル
F-15Jは日本の空を守っている主力戦闘機です。
F-15の歴史は古く、米空軍の為に1974年に米国マクダネルダグラス社(現:ボーイング社)により開発された機体です。
日本ではF-4ファントムの後継機として1977年に導入する事が決定され、2002年の時点では203機(!)の
F-15が全国に配備されています。
自主的に開発・製作した機体ではないので、日本は このアメリカの戦闘機をライセンス生産をして自衛隊に調達しなければならない為に1機あたり115億円という自衛隊機の中でもダントツナンバー1の莫大な金がかかっています。
F-15の大きな特徴として、超強大な出力です
特大の大推力のアフターバーナー付きターボファンエンジンを2機搭載して上昇性能や加速性能を他の機体よりも爆発的に高めています。
これでアフターバーナーの炎でどんなに厚みのあるソーセージも一瞬で焼けることまちがいない!?
電子制御装置に至っては能力の高いレーダーFCSと航法装置を装備し、主にレーダー誘導型の長距離ミサイルやパイロットの負担を軽減を軽減する事に寄与しています。
名称 :F-15J イーグル
調達資金 :115億円
乗員 :1名
自重 :12.0t
最大離陸重量:30.8t
最大速度 :マッハ2.5
航続距離 :4600km
実用上昇限度:約19000㍍
エンジン型式:従来型(F100-PW/IHI-100 ) 一基当たりの推力 11t
:改良型(F100- IHI-220E) 一基当たりの推力 10.5t
コンセプト :F-4のファントムの後継機
写真2枚目⇒ F-2A/B 支援戦闘機(つまり攻撃機)
F-2に関しては各資料などを見ると・・
F-2の誕生は、旧式の戦闘機『F-1』の後継機が『外国製機体・国内開発機ともに該当する機体がない』としてアメリカ・日本が共同で開発する事から始まった。
とある。
『F-1支援戦闘機』に替わる機体は、アメリカ製のF-16(ファイティングファルコン)をベースこれについてアメリカの圧力があったからとか っていう話もある。
開発は1988年に三菱重工と、サブで米国のロッキードマーティン社で進められた。
開発期間を9ヶ月延長するなど手間取ったがF-16ベースにした『F-2』は2001年3月に初めて配備された。
外観上は米国のF-16と酷似しているがF-16との違いは胴体を延長して燃料搭載量増加・主翼を拡大して翼面積を増加を増加した。
飛行システムや電子制御装置は国産のものを多く取り入れられ中身はF-16とかなり違うようだ。
とくに、三菱重工製が開発したファイズド・アレイ・レーダー(意味がよく分かりませんU)を搭載しており性能が上がったそうです。
機体の運動性能というよりは、中身の電子制御装置やレーダー等に重点を置かれたのですね。たぶんU
F-2の値段の方だが・・・
調達金額105億円なので、ライセンス生産をしているF-15Jイーグルよりも10億円ほど安い。
でもこの値段は、F-16ベースにしているのに(F-16はF-15が高価すぎた為廉価版として生産)むしろ高いんじゃないのか。
っていうか高すぎる。
F-16ファイティングなんて、某テレビゲーム『エース○ンバット』やその他の戦略ゲームとかでは旋回性やミサイルの精度はいいもののF-15イーグルにかなり劣り使いものにならない(´Д`;)
あくまでこれはゲームの中での話しでですけどね(⌒_⌒;
でも、F-15を改修して使えばもっと安く済み機動力なども確保できたんじゃないのかって思います。
しかも格好いいw
個人的には、電子制御がもう古いF-15を改修しろーヽ(#`Д´)ノゴルァ というところです。
名称 : F-2/A(単座型) F-2/B(複座型)
調達資金 :105億円 (新しい資料によると現在、120億円)
空虚重量 :約10t
最大離陸重量:約22t
最大速度 :約マッハ2
航続距離 :4000km
最大上昇限度:15240㍍
エンジン型式:IHI/GE F110-IHI-129 1基 もしくはP&W社製 F100-PW-229 1基
推力 :13.4t
コンセプト :F-1の後継機
写真3枚目⇒ F-4EJ改 ファントム改
1968年に航空自衛隊の主力戦闘機として導入された。
米国産マクダネルダグラスのF-4EJに日本独自の改良を加えた『F-4EJ改』
機体の老朽化にともない廃棄するところを改修により10年寿命が延びた。
名称:F-4EJ改
調達資金:約30億円
乗員:2名
全備重量:26t
最大速度:マッハ2.2
戦闘上昇限度:17200㍍
航続距離:2900km
離着陸滑走距離:750~1000㍍
エンジン型式:2基搭載
最大推力:8120㎏×2
その他の戦闘機
写真4枚目⇒ RF-4E/EJ 戦術偵察機
主に、戦術偵察や自然災害派遣など。
固定武装はなく、各種偵察カメラを装備している。
名称: RF-4E
機体重量:14.6t
総重量:24.4t
最大速度:マッハ2.4
実用上昇限度18000㍍
写真5枚目⇒ T-4 中・高等ジェット練習機 写真6枚目⇒T-4ブルーインパルス
ブルーインパルスが使う機体でもあり国産の練習機。
最大推力:1670kg×2
最大速度:マッハ0.9
実用上昇限度:15000㍍