第89回アカデミー賞では8部門でノミネートを受け、作品賞、助演男優賞(マハーシャラ・アリ)、脚色賞を受賞している。
【キャスト】
トレヴァンテ・ローズ、アンドレ・ホランド、ナオミ・ハリス、ジャネール・モネイ、マハーシャラ・アリ、パトリック・デシル、アシュトン・サンダース、ジャハール・ジェローム、アレックス・ヒバート、ジェイデン・パイナー
シャロンの父親代わりとなる麻薬ディーラー・フアンを演じたマハーシャラ・アリが、初ノミネートにしてオスカーを獲得しました。
シャロン(アレックス・ヒバート)は、学校では“リトル”というあだ名でいじめられている内気な性格の男の子。
ある日、いつものようにいじめっ子たちに追いかけられ廃墟まで追い詰められると、それを見ていたフアン(マハーシャラ・アリ)に助けられる。フアンは、何も話をしてくれないシャロンを恋人のテレサ(ジャネール・モネイ)の元に連れて帰る。その後も何かとシャロンを気にかけるようになり、シャロンもフアンに心を開いていく。
ある日、海で泳ぎ方を教えてもらいながら、フアンから「自分の道は自分で決めろよ。周りに決めさせるな」と生き方を教わり、彼を父親代わりのように感じはじめる。家に帰っても行き場のないシャロンにとって、フアンと、男友達ケヴィンだけが、心許せる唯一の“友達”だった。
高校生になったシャロンは相変わらず学校でもいじめられている。母親のポーラは麻薬におぼれ酩酊状態の日も多くなっていた。
自分の家で居場所を失ったシャロンは、フアンとテレサの家へ向かう。テレサは「うちのルールは愛と自信を持つこと」と、昔と変わらない絶対的な愛情でシャロンを迎えてくれる。
とある日、同級生に罵られひどいショックを受けたシャロンは、夜の浜辺に向かうと、偶然ケヴィンも浜辺にやってくる。
劇作家タレル・アルビン・マクレイニーが2003年に執筆した未発表の脚本「In Moonlight Black Boys Look Blue」を原案に、ジェンキンス監督が映画脚本を再構築。2人の故郷である米マイアミの黒人コミュニティを舞台に、自分の居場所とアイデンティティを模索する主人公シャロンの成長を、少年期、ティーンエイジャー期、成人期の3つの時代構成で詩的に描き出した。
ムーンライト
2017年3月31日公開
上映時間:111分
トレヴァンテ・ローズ、アンドレ・ホランド、ナオミ・ハリス、ジャネール・モネイ、マハーシャラ・アリ、パトリック・デシル、アシュトン・サンダース、ジャハール・ジェローム、アレックス・ヒバート、ジェイデン・パイナー
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観ている時はミニシアターのアート系作品みたいで苦手かなって思ってたけど、
見終わって2〜3日後くらいに良かったなって思えた映画。
タイトルのムーンライトの意味は劇中に語られる。
月明かりの下で黒人少年達が走ってる姿が、ブルーに見えるって言われたって友達のケビンが話すシーンが好きです。
3番目の主人公がいきなりビックになって金を歯にはめて登場がビックリしました‼️
