
『抱きたいカンケイ』(原題:No Strings Attached)2011年のアメリカ映画。
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『ブラック・スワン』のナタリー・ポートマンが主演、製作総指揮を務めたラブストーリー。

2011年4月22日
上映時間 110分
言語 英語
製作費 $25,000,000
興行収入 $66,832,000
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<ストーリー>
今から15年前、サマー・キャンプの夜。14歳のエマは言い寄って来たアダムをピシャリとはねつける。エマ(ナタリー・ポートマン)とアダム(アシュトン・カッチャー)、初めての出会いだ。それから5年後の出会い、..1年後の出会い..何度か偶然の再会を重ねるが、決してトモダチ以上にならなかった二人が、ある日突然、その場の勢いで男女の一線を越えてしまう。

元カノのヴァネッサ(オフィリア・ラヴィボンド)が、有名なTVスターだった父親(ケヴィン・クライン)と付き合っていると知ってショックを受けていたアダムは、新しい恋の始まりにワクワクする。しかし、2度目のセックスの後、エマの口から出たのは愛の言葉ではなく、セックス・フレンドにならないかという提案だった!

エマは病院に勤める医師で週80時間労働、恋の駆け引きをしているヒマなどない。さらに人を愛して傷つくのが怖い、自称“恋愛アレルギー”だ。ハードな仕事の合間を縫って、抱きたい時だけメールで呼び出す。

それ以外は、デートも恋愛感情も一切ナシ、嫉妬や束縛は厳禁、どちらかが恋したら即カンケイ解消。「OK、のった」アダムの同意で、契約成立。互いの部屋、車のシート、病院のロッカールーム、果ては診察台で!二人の刺激的で楽しいカンケイが始まった。

最初に心が乱れたのは、アダムの方。エマと仲の良い同僚のサム(ベン・ローソン)に嫉妬するが、彼から「君は便利な一時しのぎ。将来のパートナーは彼女を幸せにできる僕だ」と言われてしまう。確かにTV番組のアシスタントのアダムは、社会的には半人前だ。脚本家を目指してシナリオを書き上げたが、プロデューサーには読んでももらえない。

そんなアダムも、優しさだけは誰にも負けない。生理痛のエマのお見舞いにと、カップケーキ、手作りスープ、そしてマイセレクトの“ヒーリングCD”を持って現れる。だが、翌朝、エマがブチギレる。うっかり恋人同士みたいに一緒に抱き合って眠ってしまったことが、「サイアク中のサイアク」だと言うのだ。

ところが、今度は他の女と

<一緒にいるアダムにエマが嫉妬、二人は仲直りする。

さらにエマはヴァネッサに、「私が選ぶなら絶対アダムだわ」とタンカを切ってくれる。もはや恋心を抑えられないアダムは、「車で迎えに行くから、おしゃべりして食事して、本物のデートをしよう」と頼みこむ。「1回だけなら」と承諾するエマ。アダムが指定したの..

そんな二人のカンケイが、胸を締めつける切ない恋になるとは二人はまだ知らなかった……。
No Strings Attached
数々の賞に輝く演技派女優ナタリー・ポートマンが、現代女性の本音がいっぱい詰まった、キャリア初のキャラクターに挑戦!
恋はしたいけれど、忙しくて時間がないし、何より傷つくのがイヤ──そう、実はこれが多くの女性たちの本音なのだ。多忙な毎日を送る医師のエマもそうだった。彼女は男トモダチのアダムと、束縛のない自由なセックス・フレンドの協定を結び、刺激的なカンケイを楽しんでいた。でも、人の気持ちはルール通りには動かない。抱きたい時だけのカンケイのはずが、まさかのピュアで切ない恋に──?


監督: アイヴァン・ライトマン
音楽: ジョン・デブニー
出演: ナタリー・ポートマン/アシュトン・カッチャー/グレタ・ガーウィグ/ミンディ・カリング/リュダクリス/オリヴィア・サールビー

爽やかな後味で、良かった。
