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『ドライビング Miss デイジー』(原題:Driving Miss Daisy)は、1989年製作のアメリカ映画。ブルース・ベレスフォード監督によるコメディ映画。アメリカ南部を舞台に、老齢のユダヤ系未亡人とアフリカ系運転手の交流をユーモラスに描く。


<ストーリー>
 1948年、夏。長年勤めた教職を退いたデイジーは未亡人。まだまだ元気いっぱいの彼女だったが、寄る年波には勝てず、ある日運転中にあやうく大事故を引き起こしかける。無くなった父の跡を継いで会社の社長となっていた息子のブーリーは、そんな母の身を案じ、専用の運転手を雇うことにした……。
そんなデイジーの元に初老の黒人男性、ホーク・コバーンが運転手として雇われてきた。
初めは意固地にホークを拒絶していたデイジーだったが、根負けしてついにホークが運転する車に乗り込む。彼女がホークを嫌がっていたのは、自分が嫌味な成金であると周囲に思われるのを危惧していたからだった。


しかしホークの真面目な仕事振りと正直な人柄に感銘を受けたデイジーは、やがて何処へ行くにもホークの運転する車に乗ることになる。

1953年のクリスマスに、デイジーは読み書きの出来ないホークに簡単な参考書をプレゼントする。デイジーはアラバマ州モービルに住む兄弟の90歳の誕生日を祝うため、ホークの運転するキャデラックに乗って遠出することになる。既に70歳近い高齢のホークだが、州外に出るのはこれが生まれて初めてだという。道中で路肩に止めた車の中で食事をする二人だが、その際の警察官の対応に、デイジーはいまだ法のもとで人種差別が容認されているアメリカ
南部に根強く残る、黒人に対する人種的偏見を実感する。


1963年の或る日、デイジーに長年仕えてきた家政婦であるアイデラがテレビを観てる最中に急死してしまう。アイデラの死後一人で家を切り盛りしなくてはならなくなったデイジーは、万事にそつが無いホークをより一層重宝するようになる。


1966年の雨の日、デイジーは礼拝に向かう道中に、クー・クラックス・クランによってシナゴーグが爆破されたと知る。南部では黒人のみならず、ユダヤ人も偏見の対象なのだ。デイジーはマーティン・ルーサー・キング牧師の説教を聞くため夕食会に参加する。当初は息子のブーリーと共に出席する予定だったが、彼は公民権運動の結果公民権法が施行されたにもかかわらず


まだまだ人種偏見が残る地元の同業者たちに後ろ指を差されることを心配して欠席。デイジーは夕食会に向かう途中でホークを誘うが、「本当にその気が有るならもっと早く言うべきだった」と彼に窘められる。結局一人で夕食会に出席するデイジー。その夜のキング牧師の説教は、善意の人々による無自覚の差別の話だった。


1971年、ある朝いつものようにデイジーの家を訪れたホークは、錯乱しているデイジーを発見する。突然顕れた痴呆の症状により混乱した彼女は、自身の教師時代に戻って子供たちの宿題を探し回っていたのだった。デイジーを優しく宥めるホーク。そんな彼に対し、デイジーは「貴方は一番のお友達よ」と告げる。


1973年、痴呆症が進み、体調も衰えたデイジーは現在老人ホームで暮らしている。ホークとブーリーは感謝祭のお祝いを述べるため、デイジーの元を訪れる。ブーリーを除け者にし、デイジーとホークは二人きりで言葉を交わす。出会った頃と同じ軽妙なやりとりを楽しむ二人。そしてデイジーは息子が未だにホークに毎週運転手としての給料を払っていることを
知る。ホークがパンプキンパイをデイジーに食べさせているシーンで映画は幕を閉じる。

ジェシカ・タンディ:デイジー・ワサン
モーガン・フリーマン:ホーク・コバーン
ダン・エイクロイド:ブーリー・ワサン
パティ・ルポーン:フロリナ・ワサン
エスター・ローレ:アデラ
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1989年12月15日に北米で限定公開され大ヒットを記録。アメリカ国内で約1億600万ドル、国外で約3900万ドルの興行収入を挙げた。同年度のアカデミー賞では作品賞を含む9部門でノミネートされ、そのうち作品賞、主演女優賞、脚色賞、メイクアップ賞の4部門で受賞した。特に映画で老齢の未亡人を好演したジェシカ・タンディの演技
は高く評価された。タンディは80歳でアカデミー主演女優賞を獲得したが、彼女の年齢は同賞における最高齢での受賞である
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監督 ブルース・ベレスフォード
製作総指揮 デヴィッド・ブラウン
製作 リチャード・D・ザナック
リリ・フィニー・ザナック
脚本 アルフレッド・ウーリー

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Driving Miss Daisy