
ディセント2 製作年度: 2009年
製作国・地域: イギリス
上映時間: 95分

第1作の成功を受け、『ディセント2』の製作は2007年から開始されていた。ヒッチコック以来の伝統である、ブリティシュ・ホラーの復活と言われた『ディセント』の待望の続編だ。『エイリアン』シリーズと比較されることが多い『ディセント』だが、2作の共通点はそれぞれの監督がイギリス出身であるというだけではない。最も興味深いのは、パート2が前作の延長にありながら、1作目を凌ぐ新しい恐怖が展開される.........
監督ニール・マーシャルは今回プロデュースに回り、編集のジョン・ハリスが本作で初監督デビューを果たす。前作の恐怖はそのままに、さらに磨きがかる....

アパラチア山脈の洞窟探検に出掛けた女性6人のグループが行方不明になるという事件が発生。そのうちの一人、サラ(シャウナ・マクドナルド)だけが血まみれの状態で生還する。保安官(ギャヴァン・オハーリヒー)が残りの仲間たちの安否を尋ねるが、サラは意識が混濁していたため、救助隊はやむなく彼女を連れて洞窟に向かうが……。

あの洞窟から命からがら脱出してきたサラは保安官に保護されるも、ショックで状況を説明することができなかった。残りの5人を救出するため、保安官たちはサラを連れてあの洞窟へと向かう。

警察は残る5人の行方を聞き出そうとするが、サラの精神状態は不安定で一時的な記憶喪失を引き起こしていた。状況をうまく説明できないでいるサラに痺れを切らした刑事は、レスキュー隊と共に洞窟に向かう。錯乱状態のサラを連れて…
救助隊のダン(ダグラス・ホッジ)、グレッグ(ジョシュア・ダラス)、キャス(アンナ・スケラーン)とサラを連れた保安官たちは、錆びついたエレベーターに乗り、洞窟へとつながる廃坑に降りて行く。最深部にたどり着き放棄された機材や工具が散らばる坑道を進んで行く中、サラだけがイライラを募らせていく

奥へと進み坑道が細くなったとき、手を貸そうとしたグレッグに拒否反応を示したサラは、暗闇の中へ逃げ込んでしまう。保安官は銃を取り出して発砲するが、それが原因となって巨大な落盤事故が発生。逃げ遅れたキャスは生き埋めになってしまう。
やむなくキャスをその場に残し、落石を避けて進路を探そうとする救助隊だったが、グレッグが血まみれのビデオカメラを見つけたため足を止める。スイッチを入れてみると、そこに映し出されたのは、行方不明になっていた女性グループ6人のログハウスでの楽しそうな姿、そして、凶悪なモンスターだった・・・。
悪夢のような映像に騒然とする一同。しかし、突然聞こえた不気味な鳴き声に警戒態勢をとる。
そのときリオスが隠れた場所は、闇の中に身を潜めるサラのすぐそばだった。恐怖に襲われグレッグはカメラを捨てて坑道を走り出す。そのビデオカメラに手を伸ばすダン。それを見たサラはリオスに音をたてないように命じる。モンスターがダンをグチャグチャに引き裂くのを驚愕のうちに目撃するサラとリオス。
仲間を見殺しにするような、一見冷酷とも思えるサラの態度にリオスは衝撃を受けるが、サラは生き残るために本能的ともいえる行動をとっただけだった。行方不明になったサラの友人たちに何が起きていたのか、現在自分たちがどれほど絶望的な状況にいるのか、
リオスはようやく気付き始めていた。
闇の中に閉じ込められた救助隊は、生き残るためにモンスターとの壮絶な闘いを始める。しかし、サラにとっての闘いは、モンスターから逃げることだけではなかった。出口への光が見えたとき、彼女はさらなる苛酷な運命と直面する・・・。
シャウナ・マクドナルド:サラ
ナタリー・メンドーサ:ジュノ
ダグラス・ホッジ:ダン
クリステン・カミングス:リオ
ギャヴァン・オハーリヒー:ヴェインズ保安官
ジョシュア・ダラス:グレッグ
ディセント2 監督: ジョン・ハリス
製作総指揮: ポール・スミス[製作]/ニール・マーシャル
脚本: ジェームズ・マッカーシー/J・ブレイクソン/ジェームズ・ワトキンス
音楽: デヴィッド・ジュリアン
