こんにちは、オーシャンです🙏🏻


ボクサー時代、4回戦の頃からずっと違和感があった。

「コーチがすすめてくるこのスタイルは、本当に自分に合っているのか?」


2019年1月。

知人を通して、タイ🇹🇭PKセンチャイジムで約6日間のボクシング修行をすることになった。




そこで出会ったのが、パッチャイトレーナー。


言葉の壁がある中でも、パッチャイトレーナーは一生懸命に指導してくれた。


構えはアップライトに。

足の使い方、踏み込み、パンチの出し方まで、ひとつひとつ丁寧に教えてくれた。



それまで日本で教わってきたボクシングとは、明らかに違った。

不思議なくらい身体が動く。

動きに無理がなく、パンチも自然に出る。

ハンドスピードも、明らかに違った。

「あ、自分はこういうふうに動くんだ」

初めて、自分の身体に合うボクシングを教えてもらった感覚だった。

「これがコーチングなんだ」

そう気づいた瞬間だった🥊


日本に帰国後。

ジムでは基本、ひとりで練習する日々。

自分が帰る時間になって、ようやくコーチが来る。

そんな日々が続いた。


タイで初めて「コーチング」の大切さを実感した直後だっただけに、その環境とのギャップは大きかった。

そして同年3月。

ボクサーとして最後の試合。

競技生活で、初めて冷め切った気持ちでリングを降りた。

「キック出身だからなのか……」

「ボクシング関係の人たちから嫌われているのか……」

そんなことまで思ってしまうくらい、違和感を感じていた。


相手のホールドには注意されない。

自分がホールドすると注意される。

そして、採点結果を聞いて、


【何で?】

そう思った。


これまでなら、

「倒せなかった自分が悪い」

そう思っていたはず。

でも、この時は違った。

悔しさよりも、怒りよりも、

【もうええわ】

気持ちが完全に冷め切って、リングを降りた。

あの時の感覚は、今でも覚えている。


試合からしばらく経ってから、ジムへ行き、引退することとキックに戻ることを伝えた。

移籍も考えた。

自分に合ったスタイルで、ちゃんとコーチングを受けられる環境で、もう一度ボクシングを続けたいと思っていたから。

でも、所属ジムは移籍を認めない主義だった。

違約金を払えば可能性はあったのかもしれない。

ただ、そこまでしてボクシングを続けたいという気持ちは、もうなくなっていた。

こうして、ボクサーとしての道を終えた。

そして後に、フリーのキックボクサーとして、もう一度リングに戻ることになる。🥊


また会おう👊🏻