昨日は支部予選決勝トーナメント。
初日を2位抜けした我がチーム。
初戦の相手は、新人戦県大会ベスト8。
スタートは予想を覆し、リードを奪う展開。
一瞬このままいけるのでは・・・。
と期待してしまい中盤からの自爆ミスの連発にちょっぴり爆発。
2セット目も悪い流れのまま試合は進み、ストレート負け。
あまりの不甲斐なさに怒り心頭。
指導者の顔色をうかがいながらでは、出せる力もだせないのは当たり前か。
試合終了後。
あまりにも怒りが治まらず、早々に子供たちから離れ、自分自身のクールダウンに入る。
子供たちも追いかけてきたが、一切無視。
何かしら話をすればよいのだろうが、あの内容の試合ではコメントのしようがなかったのも事実。
今の試合はなかったことにするのが一番。
追い返した後。
案の定、子供たちは予想通りに深刻な顔をするでもなく、笑顔でひょうひょうとしているのが遠目に見えた。
「それでいいのかお前たち!」
と、思いながらも今は公式戦。
今、何かを変えようとしても逆効果なのは明白。
大切なのは【次】。
自分自身も気持ちを切り替えて、敗者トーナメントに臨む。
相手は、新人戦予選時に、フルセットで敗れている相手。
この戦い、指導者として、相当なプレッシャーがあった。
普段厳しいことを子供たちに求めている以上、結果が必要になる。
ただ勝つことより、負けている相手に勝つ。
この一点に、指導者としての力量が試される。
普段、とても協力的な父母会(保護者)に口だけと思われないために。
県大会に出場すること以上にのしかかる重圧。
試合が始まり、1セット目は、危ないところもありながらも終始気持ちが相手を上回り、確実に獲る。
2セット目。
リードを奪いながら試合を進めるも、最後の1点が遠くデュースの末、逆転で奪取される。
3セット目。
子供たちにとっても、県大会出場に向けて、重度のプレッシャーがかかる。
このセットも終始リードで進め、子供たちも今できるパフォーマンスを見せてくれた。
あと1点。
やはり遠い。
ジワリ。
じわり。
追い上げられ、とんでもないプレッシャーが子供達にも・・・。
やばい・・・・・・・。
・・・。
最後はあっけない幕切れ。
相手コートにぽとり。
完全にミスであろうボールがネット白帯にあたり、ぽとり。
ギリギリの血戦を制した瞬間。
勝因をあげるとすれば、子供たちの「県大会へ行くんだ」という強い気持ちが、相手より上だった。
ただそれだけのこと。
もう一つあげるとすれば、私が怒鳴り散らさなかったことかな。
やはり公式戦での指導者の役割はとても重要ですな。
これまた再認識。
日々勉強です。
さあ、県大会出場が決まりました。
県大会までの1ヶ月弱。
気を抜くことなく。
【意識】を持って、血戦の時を待とう。