昨日のフレミントン競馬場
オーストラリアを代表する騎手の中に、ダミエン・オリバーという人がいます。
ウェスタンオーストラリア州、パース出身のジョッキーです。
2006年のメルボルンカップで、日本から参戦のポップロックに騎乗しベルタブルースの2着に来たので名前を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
ゴールを通過してから優勝した岩田騎手騎乗の馬と並び、岩田騎手の肩を叩いて讃えていたシーンがありましたね。
今日は、彼の弟さんの9回忌です。
9年前の2002年10月30日、ジョッキーとして地元で活躍していたダミアンの弟さん、ジェイソン・オリバー騎手はトライアル中に乗っていた2歳馬が両前脚を骨折、ジェイソン騎手は落馬した時に頭を強打しそのまま返らぬ人となりました
同年のメルボルンカップでダミエン騎手はメディアパズル号に騎乗し、勝利を納めます。
弟さんへの弔いの勝利だったということで、多くの人が賞賛の拍手をしていました。
(このお話が映画化され『The Cup』というタイトルで現在公開中です)
さて、昨日のヴィクトリア・ダービー・デー、注目のダービーこそ逃したものの3着、
ダミエン騎手は2つのG1レースとG2レースを1つ勝ち 昨日は3勝を決めました。
これも亡き弟さんが彼についていてくれていたおかげかもしれません。
そんな ちょっとハートウォーミングな昨日のダービーデーでした。
というわけで、注目のダービーの様子でも。
TVの画面をカメラで撮ってみましたですよ。
こちらゲート入り完了、スタート直前。グランドスタンドの目の前からスタートです。
朝は雨が降っていましたが 午後になって青空がのぞき
ダービーの時は日差しが強いほど晴れていました。
勝ったSangster(サングスター)とヒュー・ボウマン騎手。
ゴール板を通過し、グランドスタンドへ戻るのにUターンをして ひとりガッツポーズ!
花道を戻ってきます。
馬を引いているのはオーナーさんの1人。
ストラッパー(厩務員)はオーナーさんの後ろを歩いて一緒に馬を引いています。
昨日もドレスを着た女性がいっぱいいました。
ダービーデーは 白と黒がメインカラーなので、みなさんそれぞれにオシャレしていて
見てて面白かったですよ。
いいなぁ。
いつかスプリングレーシングカーニバルのG1レースで引きたいなぁ
という夢をみつつ、今日の夕方は忘れずに天皇賞(秋)をこちらでも
観戦したいと思います。
ご訪問ありがとうございました v(^-^)v



