メモリー
昨日馬たちがワークしなかったおかげで、
朝からちょっとワタワタしました。
うちの馬運車は進行方向に対して馬を横向きに入れるんですが、
馬の顔が横に並ぶとお互い匂いを嗅ぎあったり 噛み付きあったりする危険性があるので
うちの馬運車は互い違いに入れるようになってます。
頭を右側にして入れたら 次の馬は頭が左側 というように。
で、いつも順番としてはチャーリー(4歳牡馬)が1番目(壁側)、
次にシゲル(5歳牡馬)、ウィリー(4歳牡馬)、デビル(7歳せん馬)、ボビー(3歳牡馬)
最後にピサ(6歳せん馬)、その次に牝馬2頭を乗せるようになってるんですけれど
(注※デビルはせん馬ですがスタリオンなみに牝馬に反応するので、牝馬の近くにやれないんです)
チャーリーを最初に乗せて 私がシゲルを連れてチャーリーの横につなげると
たとえ相手がスタリオンでもチャーリーは隣に来た馬に激しく反応するんですね。
何でそんなに興奮するのかさっぱりわかんないけど
毎朝 チャーリーの「ブヒー!」という叫び声が近所中にこだまします。。。
今朝はチャーリーが叫んだあと 何をそんなに興奮しているのか激しく馬運車の床の上でドタバタして
馬運車全体が大きく揺れだして、 隣で立ってるシゲルもちょっと興奮し始めて、
エライことになりました。
尋常じゃないチャーリーの反応に、「アーサー!」と助けを求め、
厩舎のオフィスで寝ていたシェーンも飛び出して来てくれて、
激しくドタバタしているチャーリーを静めようにも静まらないから
とりあえず この2頭を外に出そう ということで
アーサーがシゲルを連れ(馬運車から出たら軽く立ち上がってたけど)
シェーンが暴れるチャーリーを連れ出し
やっと大人しくなった。。。。
どうするよ。誰を最初に入れるよ。
親方の命でシゲルは壁側に出来ないんです。
デビルも壁側は暴れるみたいだから これもダメ。
じゃぁ とりあえずウィリー。 というわけで私がウィリーを連れ出し
壁側につなげると ちょっと後退しそうだったけど無理矢理押し込んで
チャーリー、シゲルと乗せました。
やっと静かになった。。。。
チャーリーに何があったかと言うと、
昨日1日運動してないからフィーリングが良いんです。
そこで馬運車の中でちょっとハジケたとたんに 壁側じゃなく
パーティション(仕切り)に体重をかけちゃったもんだから
脚が床にうまいこと着いてなくて なんかパニック!
パニックがパニックを引き起こして どうしようもなくなってしまったみたいでした。
もうこれだからサラブレッドはねぇ。。。。
調教トラックに到着後、チャーリーのラグを外すと 外した瞬間にドタバタ暴れ出し、
右側の腰骨のあたりが 広い範囲で皮むけてました。
本人、すごく痛いみたいです。
クリームを塗ろうとするも暴れて大変だった。
ガタガタ震えて、体大きいくせに弱虫なんだから。。。。
両後脚も何箇所か皮がむけちゃったけど、こっちはクリーム塗ってもおとなしく立っててくれました。
ワークを終えて 馬体を洗おうにも あの腰骨のキズのところは水かけない方が懸命だと
察知した私、タオルで患部の周りを拭こうとするも ビクビクするチャーリーをなだめながら
ソロソロとやってたら なんとか乗り切ってくれました。
ラグをかけるのもそぉーーっと。。。。
もちろん、繋いでいるタイアップを外してリードをアーサーに持っててもらいました。
朝からヤレヤレですよ。 ┐( ̄ヘ ̄)┌
さてと、今日は穏やかな快晴です!最高気温は20度くらいでしょうか。
心地よい小春日和といった感じ。
午後は厩舎当番なのでマックスを連れて行ってきます♪
話し代わって
こちらは旦那が愛用している誰かから貰ったTシャツ。
2009年の2月にヴィクトリア州を襲った森林火災のTシャツ。
Tシャツの裏は
ヴィクトリア州の地図で、どこで大規模火災があったのか記されています。
この森林火災(bushfire)、BLACK SATURDAYと呼ばれ今も語られています。
Tシャツに描かれているのはコアラの手を取って水を飲ませている消防隊員。
この写真が新聞に大きく載りました。
ビデオカメラに撮影していた映像もニュースで流れました。
(Youtubeにもあると思います。)
手足が火傷でただれてしまったこのコアラ、たまたま近くで消火活動をしていた
消防隊員に発見され、この隊員が持っていた水ボトルから飲み水を貰っているところです。
コアラって、水を飲まない生きもののようですよ。ご存知でした?
普段はユーカリの葉から水分補給をしているそうで、自ら水を飲まないそうです。
でもこのひどい森林火災と異常なまでに高い外気温により
コアラも水が飲みたいほど喉が渇いていたのでしょう。
救出されたコアラは動物病院で手当を受け、
水を飲ませてくれた救急隊員とも数日後に感動の再会を果たし
ましたが、
その後 火災によるダメージが大きくて死んでしまいました。
このTシャツを見るたびに 咄嗟に飲み水を飲ませてあげたこの消防隊員の行動を賞賛するとともに、
動物に対してこういう心を持っていたいなと思います。
ご訪問ありがとうございました o(^-^)o


