引き続き親戚の安否確認
関東地方が電力の供給を止められるという事で
兄とスカイプで会話をすることもできず、
一番年下の叔母家族の無事が確認されただけです。
家を津波に飲み込まれただろうと予測される 一番上の伯母と従姉は
仙台と石巻をつなぐJR仙石(せんせき)線の「野蒜(のびる)駅」のすぐ近くに住んでいます。
家の裏は線路です。
無事が確認された叔母が 野蒜の伯母の家に行きかけましたが、途中で通行止めになったので
たどり着けなかったそうです。
『宮城県東松島市のJR仙石線
というニュースを見つけました。
去年日本に帰国した際、一昨年同様 母の田舎を訪れ祖父母のお墓参りをする予定でしたが
母が体調を崩した為に行く事ができなかったのでした。
落ち着いたら兄と母が現地に行きたいだろうけれど
母の体調が万全ではないので 自宅から電車で東京・上野駅まで1時間半、新幹線で上野から仙台まで、そこから仙石線で1時間ちょっとの道のりは母には難しいだろうと思われるし、
それよりも海岸線を走る仙石線が 津波にさらわれて不通になってるかもしれないので
電車では行かれないかもしれない。
車でも早くて6時間、休憩を入れながらでも8~9時間かかります。
母にそれが耐えられるかどうか。。。
従姉は地震があった時、地元 野蒜の老人ホームで働いてました。埼玉に住むその従姉の妹が電話をした時は
「今 職場にいる」とのことで、それから連絡が取れないそうです。
老人ばかりのそれほど大きくは無い田舎町で、寝たきりでトイレもお風呂も自分では出来ないお年寄りが多く入所しています。
しかもそのホームは海岸に近い所に建っているので、地震の後 津波から全員を避難することが出来たのか。
埼玉の従姉が実家の両親に電話したら 誰も電話に出なかったので
もしかしたら いち早く避難をしているのか。
2人の叔父は仙台市内の、1人は確か宮城野に、もう1人は多賀城に住んでいます。
ニュースを検索した時に、宮城野地区の写真がありました。
多賀城での被害も読みました。
海沿いに住む伯母と従姉の心配が先走っていましたが、仙台市内も相当な被害にあったようですね。
電話が不通なので(携帯の番号を母が知ってるのか 解りません) 2人とその家族の安否を
確認する事もできません。
伯母は70代、叔父達も60代後半の年齢ですので 無事に避難できたか それが心配です。
こちらオーストラリアでも 民放のニュース番組は時間を延長して地震情報を報道してますし、
Pay TVのニュースチャンネルでも終日 東北地方の地震情報を放送しています。
流される映像が11日の夕方のものばかりなので
最新の情報がなかなか得られないのが現状です。
オーストラリアのレスキューチームが被災地に派遣されたと ニュースでありました。
福島原発でどんなことがあったのかもニュースで取り上げられているので オージーも状況を知っています。
NZのクライストチャーチを襲った地震の8000倍であったと報道しているので
私達もその破壊的な威力を想像することができます。
というか、想像に絶しますね。
世界中で取り上げられている東北地方を襲った地震、外国に住む私たちが出来る事は
募金と、無事と復興を祈るのみ。
被災地では無事に避難した方々、暖房が無いので毛布で寒い夜を過ごさなければならないとか
海岸に100人の遺体があるが近づけないとか
現地で支援を待っている方、活動をしている方々の悲しみや やるせなさが伝わってきます。