今朝のニュース | やっぱり馬が好き~ふろむオーストラリア~

今朝のニュース

今日は朝から面白いニュースを聞きました。

オーストラリアの競馬界にまた1つ 「なんじゃコリャ」な出来事。


Patinack Farm(パティナック ファーム ホームページはここをクリック という競走馬の生産・育成をも行うグループがあります。

日本でいう社台ファームのように、資金力のあるとても大きな会社です。


専属の調教師はシドニーのJohn Thompson氏。シドニーがメイン厩舎です。


オーナーは若干35歳でオーストラリアの超リッチ組の仲間入りした Nathen Tinkler(ネイサン・ティンクラー)氏。

 ↓これがティンクラー。
やっぱり馬が好き~オーストラリア放浪記~  


Tinkler氏は電気技術師の仕事から始めて 鉱山を所有するまでに財を築きました。その鉱山を売ったお金でPatinack Farmという会社を設立し、競馬界に進出してきました。


メルボルン、アデレード、ゴールドコーストのヒンターランドにも厩舎があり、

それぞれの地域で厩舎を取り仕切る人(サブ調教師みたいなの)を雇って運営しています。

レースに出るときの調教師名は全てシドニーのThompson氏の名前です。


資金が豊富にあるTinkler氏は、莫大な財産をはたいて 数々の高額馬を買い続けています。

数年前にも北海道のセレクト・セールに来て 馬をたくさん買っていったそうですね。


ここ最近のレース結果を見てみると、Thompson氏の勝鞍 ほんとに少ない。

あれれというほど少なくて ちょっとビックリしてました。


で、今朝知ったニュースでは、ゴールドコーストを任されていたサブ調教師が解雇されたと!


現在はThompson氏が運営しているシドニーの厩舎、今まで4人くらい調教師が代わりました。

どうも折り合いが悪く、2人くらいは解雇され、2人は辞職しました。

有名調教師がティンクラーに頼まれてパティナックで働いてみたものの、匙を投げた って感じ。

ゴールドコーストも2人くらい解雇されてます。


去年こんなニュースもありました → ここをクリック

(報道された 「カミングス調教師の保護責任の不履行~」とかなんて、絶対ティンクラーの屁理屈のでっち上げの嫌がらせに違いないです。)



実はゴールドコーストの厩舎で 放牧中の馬の管理者・募集の広告があったので旦那が応募したんですけど、

全然連絡くれない上 携帯電話に掛けても すぐに留守電メッセージ。


なんか おかしい。。。 と思っていたら

やっぱり こういう事だったんですねー。



私はティンクラーが嫌いです。以前ケンカした事があって、それ以来 超アンチ・ティンクラーです。


まだティンクラーが世間に出てくるちょっと前の話で、彼がゴールドコーストの厩舎を購入したばかりの時のこと。

その建物を 前所有者が明け渡す前まで、うちのプリンスくんが旦那の友人の調教師のブライアンに管理されてその建物に住んでいました。

その日土曜日はプリンスのレース。厩舎の目の前がゴールドコースト競馬場という立地条件、

競馬場に近いのはいいけれど、いろいろ音が聞こえます。


レースの1時間半前に、旦那とブライアンから『厩舎に勝負服が置いてあるから取ってきて』と私に指令が下ったので走っていってきました。

馬房の中でたたずんでいるプリンスをチラっと見て(レース前だから触らない方がいいかと思って。。)

勝負服の入ったケースはどこかなと探していると、

厩舎内に見知らぬ男性2人。1人はパティナックの新しい調教師だというのがわかり、あのデブのおじさんは誰だろう。。と 思っていたんだけれど

その時 2人の3~5歳くらいの男の子達が厩舎内を ギャーギャー騒ぎながら走り回ってました。


なんたること! 馬が興奮するではないか!って 現に若い馬が数頭オロオロしてるじゃないか!

(1頭 馬が暴れ出すと連鎖反応で全頭暴れ始めますからね)
 

「Excuse me、ボクちゃん達、please走り回るのは辞めてね。馬が怖がるからね。Thank you 」と私が言ったら


「おい、誰にモノを言ってるんだ!」と突然私が怒鳴られました。


はぁ? とか思って(この時 既にピキっと額に走るものがありました)

「この子達によ。」と返したら、

なんかブツブツ言ってるので またもやピキっときて


「Huh?(英語でも『はぁ?』っていう)、あたしの馬が今日これからレースなのよ!ここに居るのよ!

馬が怖がって興奮するじゃない!」 と言い返しましたらば


「ここはオレの厩舎だ! オレの好きにしてんだ!

文句あんならテメーの馬を連れて出て行け!」

怒鳴り返されたので、

おのれ~~~~~~っ


と思いながらも 小心者の私は これ以上のトラブルは起こしてはいけない、と思い

心臓がバクバクいいながら 勝負服を持って厩舎を後にしたのでありました。


あれがティンクラーだったと知ったのは その1週間後でした。


あの当時、厩舎にはブライアンの馬が25頭くらい、パティナックの馬は10頭いるかいないかくらいでした。

なので、厩舎はヤツのものかもしれないけれど、ヤツの所有する馬でない馬達がいっぱいいたじゃん!


というわけで、あの日を境に私はティンクラーという人が大嫌いです。

馬の心も解らないヤツの下で働くなんて真っ平だったので

今までパティナックの厩舎で働いたことは無いし、求人があっても働きたくありません。


どんなに給料が良いと言われても、ティンクラーが厩舎に来るなんてこと無いですけど

あいつから金を貰ってると思うと やっぱり許せないんですっ。


で、先日見かけた求人広告、 旦那にはぴったりな仕事内容で

ゴールドコーストにも近いということで旦那が応募し、「あ~あ やだな~~」と思っていたら

こんなことになっちゃった結末でした。


まぁ良かったんだか 悪かったんだか。。。

今日はご訪問ありがとうございました。




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