動物たちのこと | やっぱり馬が好き~ふろむオーストラリア~

動物たちのこと

我が家の家族のご紹介。



気楽にいこうや 気楽にいこうや

写真はマックスです。ボーダーコリーと、ブルーヒーラーというオーストラリアの家畜犬のmix、今年10歳です。イヌって雑種の方が賢いんですね。彼はつたない私の英語もきちんと聞き取って、私の命令通りに行動します。エライ!イヌってすごい。

日本に居た頃は犬を飼った事無くて、いつかは飼ってみたいと思ってました。ただ、幼稚園の頃かもっと前か、近所のドーベルマンに母と2人で襲われた事があるので、暫く犬が嫌いでした。
何が起こったかイマイチ覚えていません。ただ怖くてギャーギャー泣いていたのだけは記憶にあります。自分は噛まれたと思っていたけど、噛まれたのは母だったらしい。そんな幼少記でしたが、小学校高学年になってから
近所で飼われていた大人しそうな犬を撫でて以来、犬が好きになりました。
マックスはお年のせいか、寝てばかりです(この写真はとっても眠そうな顔してるけど)。鳥を追いかけたりボールで遊ぶのが大好きなんだけど、最近はすぐ疲れちゃうようです。

「Max, get that bird!」って言うと、耳と尻尾をピンと立てて、鳥を追いかけ始めます。鳥が飛び立ってしまうと私に振り返って、「ねぇ、今の見てた? ボク追いかけたよ!」って得意な顔でニコニコします。ボール遊びの時は「Where is the balll? Come on, get it!」というと耳をピンと立ててボールを捜し始めます。あ~なんて可愛いのかしら。


続いて猫のルビー。


気楽にいこうや 気楽にいこうや


小学生の頃から家に猫が居る環境だったので、私はやっぱりネコ派人間。当時は犬嫌いだったしね。なので、猫の居ない生活は考えられません!

5年前に住んでいた貸家にネズミがいっぱい出没したので、猫を飼うことにしました。Animal Welfare Leagueという捨て犬、捨て猫を引き取っている所へ行きました。いっぱい猫がいてどの子にしようか悩んだんですが、一番懐いてくれたルビーを貰ってきました。家に着いたらソファーの後ろにそっこー隠れて丸1日出て来ない。困ったなぁと思いつつルビー目線まで這いつくばる格好になって、「ルビー、おいで。」って何度も話しかけたらやっとノソノソ出てきてくれました。知らない人が来ると途端にベッドの下に隠れるし、実は人見知りする猫だったようです。初めて会った時なんであんなに懐いてくれたんだろう?もしかしたら「早くここから出たいわ!私を連れ出して!」って考えていたのかも。

一軒家に住んでいた時は外に出るのが大好きで普通体形だったのが、旦那の勤める厩舎に住みだしてから、他のワーカー(ここは男ばかり)と馬が怖くて外に出なくなりました。
運動量が極端に減ったのに、食欲は旺盛。太るわな。。いろいろ遊ばせようと思うんだけど、体が重いからなのかすぐに遊ぶの辞めちゃうんです。8歳だからっていうのもあるかもだけど、猫のダイエットってどうしたら成功するんだろう?低カロリーのキャットフードに切り替えても年々太っていく気がする。。病気が心配。

旅にあたってルビーは誰かに引き取ってもらおうと思っていたのですが、5年間飼っていたので情が移るし、特異な猫だからよその人に懐いてくれるか、懐かなかったら邪険に扱われるんじゃないかっていうのが心配で
連れて行くことにしました。車、あんまり好きじゃないんだよね。獣医に連れてった時もたかだか5分ちょっとのドライブでギャーギャー言ってたからなぁ。ママが一緒だから心配しないでよ~。


最後に、競走馬のプリンス。(リードを持ってるのは旦那)


気楽にいこうや
元々はお義父さんが調教してたんだけど、旦那が調教師の免許取ってから旦那が調教することになりました。オーナーは私達。ゴールドコーストでレースさせるのは結構難しい。良い馬がいっぱいいるのでレベルがどんどん高くなり、レースに勝てません。なので、QLD州の北の方に送りました。そっちは割りとレベル低いので、勝つチャンスが増えます。送ってから2勝してくれました。まぁ賞金も大したことないけど無いよりマシ。
その後さらに田舎に送ったんだけど、今の調教師がイケテないのか、いつも凡走。もう8歳だし、そろそろ引退させてもいいんじゃないかと思うんだけど、旦那は「走れる間は走らせるんだ!」と言うので彼にはまだ働いて貰う事になってます。


こっちの引退した競走馬事情は、ペットとして飼ってくれる人が見つかればいいけど、去勢されたオス馬が多いのでドッグフードになる事が多い。プリンスも本当はダーウィンでクロコダイルの餌になる予定だったんだけど、旦那が引き取ってレースに使ってたんです。その後2勝したじゃん。

でもねぇ、日本でもそうだと思うんですが、引退した馬達が動物園の餌になったり馬刺しになったりしますよね。実際問題、「可哀想」だけでは済まされない事だと思う。じゃぁ誰が死ぬまで面倒見るの?餌代は?場所は?これだけ頭数がいるのに? レースで散々使っておいて見殺しにするなんて!血も涙も無いのか!って言いたい人もいるでしょう。淘汰派と愛護派の論議はいつまでも平行線なんじゃないでしょうか。

これはあくまで私の個人的私見と勝手な想像です。実際どんな論議がされてるかは存じません。。。


今日はこのへんで。