長男緊急帰国
その数日前に、何をボーッとしていたのか、バスタブに張った煮え湯に右足をっつ込み
大火傷していたのです。

お嫁さんから那須で連絡を受けた私達は、それもあって急遽帰京しました。
右足の甲がペロリと剥けて痛み、ギブスに固まった足にサンダルを履いて、ウーバーで出勤していると聞き、
お嫁さんがロンドンへ飛ぶ必要があるかと思ったからです。
ところが、毎日消毒に通っている日系医療機関の医師から帰国治療を勧められたのです。
日本には良い薬があるけど、イギリスでは毎日消毒してガーゼを替えるだけ。
薬を取り寄せる事も出来ないとの事でした。
私達は、あの先進国イギリスでそんな感じかと驚きましたが、
長男は即座に航空券の手配を開始しました。
お盆休みが近く、困難かと思いましたが、
何とか席を確保して、ギブスに松葉杖姿で1週間の予定で帰国しました。
翌日の月曜日に熱傷専門の医師が居る都立広尾病院へ。
何と最先端の遺伝子組み換えのスプレーの様な薬を貰い、
1週間で皮膚が再生するでしょうと言われたのです。
それを聞いた途端に長男は安心したのか、
それ以来、足を引きずりながら毎日家族4人であちこち駆け巡りました。
いつもながら、お嫁さんも孫達も目一杯振り回されましたが、
持ち前の行動力にリサーチ力と決断力でアッと言う間に車を購入して、
今日またロンドンへ戻って行きました

このエネルギーは側で見ていると疲れるけれど、元気なのが一番です

昨日は最終日の駆け巡りの途中で、お刺身などの材料をを沢山買って来てくれて、
我が家で手巻き寿司パーティーをしてくれました。
これも体調が悪くて外出が困難だった夫への気遣いだったのかも…
本人に聞けば、「そんな事考えてないよ。」と、言うだけだと思いますが

6月初めにお嫁さんが帰国して以来約2ヶ月。
和食に飢えていた長男は和食三昧の一週間を過ごして帰って行きました。
車を返しに来てくれた孫達に、
夫が、「台風が来たみたいだったな〜。」と、言うと、
孫息子が、「違う、ハリケーンだったよ。」と、言いました。
でも、親子4人で楽しく夏休みを過ごすことが出来て良かったかな
