後追いぷっち
地震が来た時一人でお留守番していたぷっちくん。
直後にお嫁さんと孫たちが来てくれたら狂おしい程大喜びしたそうです。
当日私たちは大阪にいました。
夫の仕事関係の会議と懇親パーティーが全てキャンセルになったものの、
新幹線が不通になっていて帰宅したのは次の日。
新横浜まで長男一家と一緒に車で迎えに来てくれたぷっちくん。
私たちに跳びつき、舐めまくりでした。
地震の時に独りで余程怖い思いをしたのか、以来ぷっちは携帯の地震警報にビクビクし、
ちょっと揺れると尾を下げて一目散に私の方へ走ってきます。
一度はソファーに座ってTVを観ていた私の膝に載って来て大騒ぎして跳びついてどうしたのかと思ったら、
大きな余震が来ました。
動物は何か予兆を感じるのでしょうか?
今日のぷっちくんです。
この頃は私の動きにやたらと敏感で、
出かける気配を感じると「連れて行って、連れて行って」とすがってきます。
ペットにもPTSDがあるようです。
でもぷっちくんはまだまだ幸せ。
多くの方々が命を落とした中、やっとの思いで生き延びた被災者の方々が、
悲しみと不安でいっぱいの先の見えない避難生活を強いられている状況下で、
奇跡的に生き延びたペット達もたくさんいます。
避難所に連れて行けないため、壊れた家で飼い主を待っている姿が哀れなりません。