持ちよりランチ
徒歩圏内に住む大学時代の親友3人組。
今日はそのうちの真ん中に住む友人が声をかけてくれてささやかな持ちよりランチを楽しんできました。
被災地の状況が明らかになるにつれて分ってくるあまりにも悲惨な光景。
追い打ちをかけるような深刻な原発問題。
こんな中で穏やかに日常生活を送ることが出来る人は少ないでしょう。
私自身もこの2週間何をする気も起きずTVの報道を観ながら悶々とした毎日を過ごしてきました。
当然のことながら全ての予定はキャンセルし、遠出するのも怖く家の周りを自転車でうろうろするだけでした。
笑顔が消えた、うつ状態ではないのかとぷっちが心配して気晴らしを勧めてくれましたが、
なかなかそんな気にもなりませんでした。
そんなところへ友人からのお誘い。
昨日はひさびさに今日持参する品を考えたり作ったり、ちょっとウキウキしながらお台所に立ちました。
そして今日のささやかなランチがこれです。
友人が省エネにもってこいの保温鍋で作った野菜の煮込み、五目豆、いんげんの胡麻和え、おにぎり2種に、
もう一人の友人が持参したきんぴらごぼうと、塩きのこ。
私が娘ぷっちのお勧めで初めて作り持参した、鶏ささみのザー菜合え、
そして写真にはありませんが先日試作した小豆とミルクの水ようかんです。
被災者の方々には申し訳ないですが、
どっかりと座ってお腹を満たし、お茶を飲みながら心の中の不安などを口に出すうちに3人とも少しばかり
心が軽くなったような気がしました。
まだまだ原発がどうなるのかという大きな不安はありますが、
被災していない私たちが息を殺して生活していても仕方ないので、
前を向いて歩んで行くしかないですね。