能登半島地震……繰り返される揺れに注意! | LaboFB・永山政広の防災ブログ

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本日(2024年1月1日)夕方、能登半島で震度7を記録する地震が発生しました。

震源域が海域に及んでいるようで、津波も観測されています。

昨年5月にも震度6強の地震が発生しており、

短期間で激しい揺れに晒されている家屋や盛土などが、

今後予想される揺れに耐えられるか心配です。

 

2016年に発生した熊本地震では、震度7の揺れが2回繰り返され、

最初の揺れを耐えた建物でも2度目には倒壊してしまった事例があります。

もし、壁にひび割れが生じたり、柱が傾いたりなど、少しでも異常がみられる場合は、

躊躇せず安全なところに避難してください。

 

強度が低下した建物は、少しの揺れでも倒壊危険があるからです。

 

また、盛土をしている場合にも注意が必要です。

擁壁に損傷がみられる場合は、

次の揺れで擁壁が崩れ、地盤が傾くため、その土地に立っている建物まで倒壊してしまう危険があります。

 

まさかとは思わず、もしかしたらと用心してください。