このところ火災のニュースが目につきます。
先日、あるテレビ局の情報番組で解説したのですが、
「なぜ冬は火災が多いのか」ということが話題となりました。
第1の要因は気象条件。
乾燥することで物が燃えやすくなるからです。
山火事に関する研究によれば、湿度が25%を下回ると出火率が飛躍的に高くなるようです。
容易に着火するようになるし、燃え広がるのも速くなり……
とても厄介な状況になります。
第2の要因は暖房器具。
ストーブなど出火原因となるものが身の回りに増えていきます。
ここで注意すべきが電気ストーブ。
実は、石油ストーブよりも電気ストーブの方が出火につながっているという実態があります。
東京消防庁ホームページより
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/hp-yobouka/topics/201610/e_stove/
これは、火を使っていないという安心感が油断につながってしまうのでしょう。
ストーブからの出火は他の原因に比べ、燃え広がるのが速いという特徴があります。もともと燃やすエネルギーが大きいからです。
そのため逃げ遅れてしまうなど、死者が発生しやすいということも注意が必要です。
第3の要因は電気の負荷。
これは第2の要因にも関係しています。
つまり電気ストーブなどの電気を利用した暖房器具が増えることで、電気の負荷も増えていきます。
もし配線系統に異常があったとしたら、普段は何も起きなくてもトラブルが発生する可能性が高まってきます。
傷んだコードを使ったりタコ足配線をしたりすることで、出火につながります。
無理な使用をしていないか、身の回りを点検してみましょう。


