7月17日(水)
明け方5:00頃にお腹の辺りの違和感で目が覚めました
「痛テテ・・・」左の脇腹より後ろの腰の辺りが局所的に痛い
つったのか?筋肉痛?腹痛?
とりあえずトイレに入りました
あれよあれよと冷や汗がダラダラ出てきて
尿も便も出ません
局所の痛みはどんどんと激しくなり
座っているのも辛くなりました
一旦、布団に戻り右を向いたり左を向いたり
足を上げたりいろいろな姿勢を取りましたが
一向に痛みは回復せず、もう1回トイレ…
そんなことを2~3回繰り返しているうちに
いよいよ耐えられない位痛い
尋常では無いので娘を起こして救急車を呼びました
娘はまだ中学3年なので、病院へ一緒に付き添っても
書類も書けないし、何も出来ないと考え
「これからお父さんは救急車で病院へ行きます」
「あなたは、このまま普通に通学するよう」として
財布と携帯と家のカギとお薬手帳を手に持ち
待ち構えた救急車に自力で乗りました
ストレッチャーに横になり、痛みは更に増します
こういう時って被害者意識が強いのか
何とかして欲しいのも有って「まだですか?」とか救急隊員の人に
喰ってかかっちゃう自分
5分くらい待ってようやく病院が決まり発車
かかりつけ医で無いし、手術歴の有る病院でもない病院でした
病院に到着し自力で救急窓口へ行き
応急処置室で横になりました
時計を見たらまだ朝の7時00です
当直医の先生が「恐らく尿管結石だから」まずは痛みを和らげるのに
下剤を入れましょう
こんなことを言うと皆様にお叱りを頂くかもしれませんが
正直「下剤」は大の苦手で、子供のころから入れると直ぐにトイレに直行で
出してしまう、お尻の中の違和感にどうしても耐えられないのです
と言い訳をしてみたところで先生は「はい、じゃあ下剤入れますよ」
え@@@@@
案の定、下剤を入れて10分も持たず
「すみません、先生トイレ!」
尿も便も出ずに、下剤だけがポトンと便器に…
処置室へ戻り先生に申告しました
じゃあ、点滴にするか仕方ない
私は日ごろから両手ともに点滴や採血の担当泣かせな腕で
案の定、ベテラン(自称)看護師が左腕3回、右腕2回を試み失敗
しょうがない、筋肉注射しよう
効果は遅いけど仕方ない
インフルエンザやコロナワクチン同様に腕の筋肉に直角に打つ注射で
痛み止めを討っていただきました
微妙に痛みが薄れた頃、レントゲン、心電図、CTと検査に周り
再び処置室へ戻ると、痛みがまたやってきました
時間の感覚も無いまま、泌尿器科の主治医に変わり
「尿管結石」ですと、CTの画像を見ながら説明を受けました
今現在、さっきの痛み止めでどうですか?
一時的に和らいだけど、今はまた痛いです
この申告により先生から
では本日手術しましょう
術後入院で何も無ければ明日退院です
娘の事も有るしと事情をご説明したところで
病院は何も対応出来ず、まずはご自身が回復しないとと説明され
痛みを堪えながら、入院手続きや手術手続きの書類を5~6枚記入
何を書いたのか、痛くて全然憶えていません
もう1回点滴入れさせて?と
別の看護師さんがチャレンジ、無事に右腕に入りました
書き終えて20~30分経った頃、じゃあ手術室へ行きましょうと
看護師の方に連れられ、自力で手術室へ行きそのまま手術台の上に乗りました
全身麻酔でマスクを付けられ「はい深呼吸してぇ 繰り返しぃ…」
アッと言う間に意識を失いました
〇〇さん!手術終わったので、病室に行きますよ と言う声で目が覚め
訳のわからないうちに隣のストレッチャーへ移動
そのまま病室へ
喉がカラカラで目が覚め、ナースコール
尿意が有ると申告→尿瓶対応
気持ち悪い→点滴に吐き気止め注入
喉がカラカラ 自分で起きれるようになったら
自動販売機で買って飲んで下さい
術後、麻酔が覚めるまでまだ掛かるので飲食は禁止です
意識はもうろうとしており、そのまま寝込んだようです
どのくらい経過したかは分かりませんが
病棟の看護師さんから「〇〇さん」と起こされ
「どうですか?少し起きてみますか?」
とりあえずベッドに座ってみましたが、めまいも無いし
クラクラも無いし、吐き気も収まっています
どうですか?痛いの治まった?
確かにあの局所の痛みはもう有りません
はい、今は大丈夫です
強い尿意に襲われトイレに自力で歩いてみました
尿が出る際、尿では無く明らかに「血」で真っ赤
だんだん色が透明色へ戻るも薄いピンク色で
出血があるみたいで、尿が終わるころにまた真っ赤に戻る
こんなことを2時間置きに繰り返し
術後の当日は食事は無し
飲むのは水かお茶 出来れば「水」
喉のカラカラを収めるため「水」を自販機で買い
病室で少しづつ飲んでみました
気持ち悪くもならないし吐き気も無く
喉が潤ったせいか、またすぐに寝る
明け方まで2時間づつトイレに行くので
眠れはしませんでしたが、トイレから戻るとすぐにベッドに横になり
1分も経たないうちに眠れていたので、眠くはありません
大部屋で認知症の私よりも10歳以上上?かな
夜中、大声で「すみません!おい!ねぇ!」と誰かを呼ぶ声
何度か起こされましたが、眠さが勝っていたせいか
朝を迎えました
主治医の先生から術後の説明を受け
結局1.9mm程度の「石」は内視鏡で確認出来ず摘出は出来ていない
残っているのか尿と一緒に排出されたのかは分からないが
ステントは入れましたとの説明
ステントとはマドラーの柔らかいような管で
それを腎臓から膀胱までの尿管に手術で挿入しました
腎臓にある「石」が落ちない
細い尿管に石が詰まらないように管を通しており
来週、もう1度レントゲンとCTで現状確認との事
それによりもう1度石が見つかった場合
腎臓内にある石も含めて除去する再手術が必要
こちらは3~4日掛かると言われました
夏休みとは言え、中3の娘をひとりで3~4日置き去りに
入院とは、今の段階では考えられません
結果をどう見るのかにもよりますが
突然入院したにも関わらず勤務先内では
俺も経験あるよ 私も経験があると 多くの人が
この状況になったのだと知らされ、少し安堵しました
妻が亡くなり、最初のうちは自炊して娘と食べていましたが
やはりフル勤務して帰宅後食事を作り、終わったら洗い物は
流石に続きませんでした かくして現在はほとんどテイクアウトや弁当が主食
娘がコッテリ系がダメなので、豚肉や味の濃いラーメンはNG
ほとんどがお寿司、マグロ系どんぶりです
尿路結石の原因の多くは食事に有ると言われており
中でも「シュウ酸」を多く含む、ほうれん草、筍、キャベツ、ブロッコリー
カリフラワー、未熟なバナナ、ピーナッツ、アーモンド・チョコレート・ココア
緑茶(特に玉露・抹茶)・紅茶・ウーロン茶・コーヒーとカフェイン系
肉の脂身・皮肉、魚、卵、乳製品などに多く含まれるらしい
この中には「チョコレート」娘が好きなので袋菓子を冷蔵庫に入れておき
私も毎日2~3個食べていました
あとは紅茶、ウーロン茶 これはほぼ毎日飲んでいました
年齢を重ねると排便の能力が落ち、通便が悪くなります
摂取したシュウ酸はカルシウムと結合して便として排出されるため
カルシウムの摂取が少ないと、シュウ酸が排泄されず体内に残留
尿中のカルシウムと結合して結石が出来るらしく
現在はカルシウムの摂取を積極的に取るよう勧められます
比較的簡単なのは海外製の飲料水で「硬水」これにカルシウムが多く含まれ
1日500mlを1本程度で良いそう
乳製品は動物性脂肪なので、カルシウムは含むがお肉の脂身と同じになるので
摂取量を考えなければならず、ヨーグルトでは糖分取りすぎらしい
高野豆腐、がんもどき、生揚げ、木綿豆腐このへんを主食として
小松菜、モロヘイヤ、青梗菜、ひじきを取り混ぜ
骨ごと食べる小魚を摂る
塩分、糖分を控える
クエン酸(みかん、夏みかん、レモン、グレープフルーツ、酢など)を摂る
いやいやそう簡単にはいかないよねぇ
今回は1日の入院で無事に退院出来ましたが
いやぁ、ほんとに激痛でした
中年を超えた男性で肥満気味の方(最近では女性も多いとの事)
特に注意しましょう
就寝30分前は固形物を食べない!これ鉄則
とりあえず明日からは「エビアン」を毎日飲もうかな・・・
とんだ出費でした トホホ