禁酒・・いや節酒、その後。。。1


節酒、といってもほとんど禁酒の状態が一ヶ月になる。

おそらく、お酒を飲むようになってから初めての何十年ぶりかのことだ。

きっかけはほんとに何もない。


健康状態もすこぶる良い。


つい一週間前に行った人間ドックでも見事になんでもない。


酒をやめて飲まずにいられないなんてこともない。


だからといって、この一ヶ月、夜おとなしく家にいたわけでもない。
それまでと同じように全く変わらない生活をしていた。

夜は会食が常で、そのまま飲み屋に流れていくことも普通にあった。


しかし、僕は飲まない(笑)


意地でも飲まなかった。何もそこまでしなくともと皆は言う。
適当に飲めばいいじゃないかという。

僕は○か×しかないようなところがある。
不便な性格だ。


そしてこの一ヶ月でいろいろな発見をした。
くだらないことかもしれないが、そのくだらないことが僕には非常に面白かった。


最初の10日間はものすごい苦痛とだるさに襲われた。
酒を抜いて2、3日で調子が良くなるはずだと思っていた。
よく、週に一度は休肝日にすると良いなどということを聞いた覚えがあったからだ。
しかし、まったく楽にならないかった。むしろ逆だった。


禁酒と同時に不眠症で各種睡眠薬や安定剤を欠かせなかった自分だが、その量も一気に減らし睡眠導入剤一錠だけにしていたせいもあるのかもしれない。


10日を過ぎた頃から次第に体のリズムに変化が出てきた。
何時に寝ても朝5時には起きていた自分だが、その目覚める時間が
徐々に遅くなっていくのだ。


5時が6時になり6時が7時になり7時が8時になり、ついには眠くて起きれないという普通の人には当たり前のようで、僕には当たり前でないことがおきはじめたのである。


驚きである。


お酒を常に飲んでいることにより、睡眠障害が発生していたんじゃないかと思った。
睡眠薬を劇的に減らしたにもかかわらず、たくさん飲んでいた時よりも眠れるのである。

また、違いは目覚めのあとにも現れた。


お酒を飲んでいた頃は起きた後しばらくだるさが残り体が辛かったのだが起きた途端に、だるさを全く感じないのである。


そしてもう一つ特筆すべきことは、下痢が治ったということだ。
汚い話で申し訳ないが、お酒を飲んでいた頃は一日最低でも3回はトイレに駆け込んでいてた。
それもすべて下痢である。もうそれが当たり前で、この何十年も何も不思議に思わなかった。
ところがである。
うj○こが硬いのである(笑) (汚くてすいません)
これは僕には画期的なことなのだ。
当たり前のようだ当たり前でない大切なことなのだ。
おかげでトイレには一日一回。
それも食欲旺盛。まさに快食快便。

おまけに食欲旺盛にもかかわらず体重が減った。

いったいこの変化は何なのだろう。

ただ、今までが飲みすぎだったということなのだろうか・・・・

その通り、飲みすぎだったのである(笑)


ここまで調子がいいと自然とお酒を飲む気もあまりしなくなる。


禁酒・・いや節酒、その後。。。2に続く