とはいえ、少々早すぎた。
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とはいえ、少々早すぎた。
ここのところ、すっかり私的毎月恒例行事になっている、「来月のスマホの料金プランをどうするか問題」。
前回のブログで、来月のスマホの料金プランをどうするか、そして楽天モバイルの位置づけをどうするか、について書いた。
改めて、今月通信のメインを楽天モバイルに据えてみて、最近どうしても拭えない違和感がある。
いよいよ月末。
ブログを読んでいると、わりと高い頻度で目にする表現がある。
それが「〇〇の回し者ではありません」という一文だ。
そもそも「回し者」という言葉の意味を考えてみると「内情を探るために、ひそかに敵側へ送り込まれたスパイ」のことを指す。
この定義をそのまま当てはめると、「〇〇の回し者ではありません」という宣言は、「〇〇の内情を探るために、関係者ではない立場で〇〇に送り込まれたスパイではありません」と言っていることになる。
例えば、ブログでよく見かける
「楽天モバイルの回し者ではありません」
という一文。
これを文字通り解釈すると、「楽天モバイルの内情を探るために楽天モバイルに送り込まれたスパイ」という意味になる。
冷静に考えると、そんな前提でブログを読んでいる人はほぼいないはずだ。
もしかすると本当に楽天モバイルの社員で、あえて距離を取るためにそう書いている可能性もゼロではないが、普通に考えれば「社員ではない一般ユーザー」と思う方が圧倒的にスムーズである。
おそらく書き手としては
「案件ではありません」
「忖度していません」
「個人の感想です」
といったニュアンスを伝えたいのだろう。気持ちは分からなくもない。
ただ、「回し者」という言葉を使うたびに、頭の中ではなぜか内容とは別のところで引っかかってしまう。
こうした表現を前面に打ち出すブログを結構見かけるだけに、そのたびに少しだけモヤモヤする。
別に悪意があるわけでも、目くじらを立てるほどの話でもない。
ただ、言葉の意味を考えると、どうにも気になってしまうのである。

私は地図を見るとき、必ず「北を上」にする。
最近、我が家の固定回線代わりとして使っている「home 5G」の調子がどうも良くない。

無線の電波自体はしっかり掴んでいるのに、肝心の通信ができなくなるという症状だ。
毎日起きるわけではないが、たまに発生し、しかもここ最近はその頻度が高くなっている気がする。
先日、職場の忘年会があった。
今年の会費はトリマで貯めたポイントを銀行振込し現金化したが、飲み会あるあるを今回は言いたい。
「会費のお釣り問題」だ。
基本的に事前に「会費は◯◯円」と案内されていれば、おつりのないように「ちょうどの金額」を用意するのはマナーである。
しかし、よくある、
「一万円しかないんだけど、おつりある?」や、上司が気を利かせ「ちょっと多めに出すから」とご奉仕をいただく場面。
その場の空気を壊さないように、幹事は臨機応変に対応するしかなくなるが、おつりを渡すのはまだ用意できるかもしれないが、正直幹事が困るのは「上司のご奉仕」だ。
会費の原資(分母)が増えるということは、一人頭の会費(分子)も減るというわけであり、それを会計時に言われるから幹事も計算に困ってしまう。
もちろん、計算をやり直し、おつりも用意し頭の中で「最終的に合ってるよな?」と不安を抱えたまま会計を締める。
忘年会や飲み会そのものは楽しいのに、幹事の精算の瞬間だけは毎年恒例の小さなストレス大会になる。
そもそも幹事じゃなければそんなことは考えないだろうが。
相変わらずスマホの料金プランをどうしようかなと考えている。
個人的に「通信費をただ安くする」という意識ではなく「自分自身の利用環境を整える」意識で検討をしているのだが、
色々と自分自身の検討を重ねていくと、いつも一つの決断のスイッチを入れるかどうかの分岐点に差し掛かる。
それが ahamo だ。
ネット上では「ahamoは繋がらない」という声も散見される。
しかし、少なくとも私の生活圏では、その評価にはどうしても首をかしげてしまう。
地下鉄、ビルの中、移動中のradiko。
どれを取っても「遅いな」とは思ったことがあるが、楽天モバイルほど「繋がらない」というストレスを感じた記憶はほとんどない。
むしろ、ここ最近使っている楽天モバイルのほうが、「あ、今ダメだな」と感じる場面は多い。
圏外になることはないが、地下や混雑している街に行くためか、通信が不安定になり、音声やストリーミングが止まる。
この「ちょっとした引っかかり」が、日常では意外と積み重なっていくのが「私の環境における」楽天モバイルである。
料金だけを見れば、楽天モバイルは魅力的だ。
データ無制限という言葉には、やはり強い魔力がある。
ただし、使い放題でも「使いたいときに快適に使えない」のであれば、その価値は一段落ちる。
一方でahamoは、楽天モバイルのようなデータ無制限ではないが、30GB(dカードGOLD利用者はボーナスパケットで+5GB)に、データ通信超過後は1Mbpsで使い続けられる、そして通話5分かけ放題。
毎日使う通信として考えると、「これで十分」かつ、「何も起きない」という安心感がある。
繋がって当たり前。止まらなくて当たり前。
その「当たり前」を安定して提供してくれる。
ここまで考えると、もう答えは出ているのかもしれない。
あとは、そのスイッチを「今」押すのか、
それとももう少し様子を見るのか。
このブログを書いている今も、
その指はスイッチのすぐ上で、静かに止まっている。





