ここ数週間、我が家では定期的にスマホ料金会議が開かれていた。
検討しては決断するも、実行に移せずまたお蔵入り、を繰り返してきた。
我が家のドコモの契約からすると十分抑えられている料金でもあるが、ドコモから楽天モバイルへ乗り換えれば、毎月の通信費は多少下がる。ほんとの多少。よく見かける「楽天モバイルにしたら5000円安くなりました!」なんて金額は我が家には合致しない。
※現在のドコモの契約
【私】
ドコモ ahamo 30GB:2970円
楽天モバイル 3GBまで:1078円
合計:4048円
【妻】
irumo 3GB:880円
5分かけ放題(留守電込み):880円
合計:1760円
【子供】
irumo 9GB:2090円
合計:2090円
【家族合計】
私4048円+妻1760円+子供2090円=7898円
※楽天モバイルに変えた場合
【私】
楽天モバイル 使い放題:3278円
合計:3278円
【妻】
楽天モバイル 3GBまで:1078円
留守電(本人絶対必須):330円
合計:1408円
【子供】
楽天モバイル 20GBまで:2178円
合計:2178円
【家族合計】
私3278円+妻1408円+子供2178円−家族割330円=6534円
我が家がドコモから楽天モバイルに乗り換えたら7898円−6534円=1364円。
安くなるのは1364円。
さらに、楽天モバイルへの乗り換え特典やキャンペーンを利用すれば、iPhoneかなりお得に手に入る。
私の中では、もはや答えは出ていた。
しかし、その答えの中心は「楽天モバイルにしたい」よりも「iPhoneをいかに安く手に入れるか」に比重が置かれていたために、どこか「しっくりこない感じ」も抱えていたのも事実である。
そんな中、妻はやっと決断した。
いや、正確には最初から答えは決まっていたのかもしれない。
正直なところ、私の頭の中は常に「シミュレーション」だった。
毎月いくら安くなるか。何年使ったら差額はいくらになるか。「いつでもカエドキプログラム」の利用料22000円の返却問題とか、楽天モバイルならこうなるとか、乗り換え特典がこうだとか。
比較することがライフワークでもあるが故、視線が散らばっていた。
一方の妻は違った。
視線はいつも「ひとつ」。見ていたのは「金額」ではなく「生活」だった。
先日も言っていた。
「高いとかワーワー言ってないで、どうせウチはドコモだよ。変えないって。安い方が良いけど、コロコロ変えたり戻したりするの嫌なのよ。だったら別に月々の機種代金だって返却前提でいいし、毎月払ったって構わないじゃん。1円とかにこだわりすぎ。」
そして追い打ちをかけるようにこう言われた。
「iPhoneを安く買えればいいけど、本体の代金だってそれなりにかかるでしょ。そういうもんじゃん。買うのだって返却するのだって、使うんだから料金払うのは当然じゃん。」
さらに私がずっと引っ掛かっていた、いつでもカエドキプログラムの22000円についても、
「2万円かかろうが(正確には22000円)、結局またドコモで買うんでしょ?絶対に買うって。間違いなくこのままドコモでいるって」
強い。
あまりにも強い。
私はずっと22000円を「どうせドコモでいくんだろうから仕方ない金額」と思いつつも、やっぱり『回避したい金額』としても見ていた。しかし、妻は『どうせまたドコモで買うんだから必要経費。むしろ気にする金額じゃない。』として見ていたのだ。
考えてみれば確かにそうだった。
私は楽天モバイルに夢を見て、mineoに心を揺さぶられ、格安SIMの世界に可能性を感じている。
今日も慌ただしく、手続きこそしなかった。
しかし明日はきっと。
……いや、もう明日もドコモのままな気がしている。 あとは「いつでもカエドキプログラム」で「iPhone17(もしくはiPhone17e)」に変えるだけ。
そのタイミングを待てばいいんだ。







