団子はあんこ派?みたらし派?
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う〜ん、その質問は私にとって
「ペットは犬派?猫派?」
と訊かれるくらい答えるのが難しいです。
人間に対してあまり愛情を感じない分、動物に対しては愛情表現が暑苦しいまでに大げさであったりする向きですから。
みたらしのタレはみたらし団子くらいにしか乗っかってないので、(他にも一部存在しますが)僅差でみたらし団子ですかね?
ただ、〜派と称するまでには及びません。
*今回必要な予備知識:
「ストラトはモビルスーツであり、カスタムするとガンダムになる!」
それでギターには皆さん御存知の通り、
言うまでもなく、
レスポーラーとストラッターの二大勢力として派閥が形成されております。
これはペットやみたらし団子と大きく違うところがありまして、(明らかに違うだろ!と思ったでしょう?今説明します)
人の手足の延長線上として扱う " 機動兵器 " なる存在なので、
例えばストラッターがストラトを使う時、
自分の見た目や音に対する好みプラス扱い易さ、弾き易さまで加味しなければなりませんよね?
これがモビルスーツと人が乗り込むロボットとの決定的な違いです。
モビルスーツは見た目上は確かにパイロットが搭乗しているかのように見えますが、ここには根本的且つ概念的な違いが厳然として存在します。
生身の人間が白兵戦を行う延長線上でモビルスーツを身に着ける、所謂(イワユル)機動兵器を身に纏った形態が
即ちモビルスーツということであり、
機動戦士と呼ばれる所以(ユエン)なのです。
*富野さんも安彦さんも大河原さんもうんうんと頷いてくれると思います。(?)
何故(ナニユエ)に出発地点が白兵戦を想定した機動兵器なのか?ということを、ミノフスキー粒子も踏まえて解説していきたいところですがこの辺でやめておきます。
そしてストラトタイプの中でも群を抜いて素晴らしい性能を誇る機体に
この名が冠せられるのです。
ガンダム
こちらはストライクガンダムですね。
そしてこちらのストラトタイプギターもガンダムであり、
名をフリーダムガンダムと呼びます。
普段はフリーダムとだけ言います。
ここも劇中の設定と同じところで外せないところです。
勿論これは、ガンダムがストラトタイプギターとしてこの世に現出した仮り染めの姿であり、モビルスーツとしてはこんな姿をしています。
このフリーダムのストライク化を敢行している真っ最中であります。
ストライク化をするということとは、つまりより戦闘能力を強化するということです。
そのまんまの意味ですね。
尚、別のストラトタイプギターで同じくガンダムの化身であるストライクガンダムのほうは、ネックオーダーのため某工房に預けて来月で丸二年になります。
いくらそこの人が作りたくない、今まで作ったことがない、作るの面倒くさい、オリジナルデザインは罫書(ケガ)くのが嫌だ
だと言っても
二年は流石に凄いですよね?
ちなみに私はこのことについて怒ったこともなければ文句一つ言ったこともありません。
(今回は話のネタとしてだけ述べています。一応催促は時折してます。それがなかったら逆に依頼者として無責任ですから。)
それで時折見かけるのですが、
オーダーメイドギターの納期とかについて、物凄く被害者意識全開になられている方がいらっしゃいますね。それも一年やそこらで。
まぁ、感じ方は人それぞれでしょう。
私は個人工房に頼んだらどんなことになるかくらいはある程度想定済みですから、自分に合ったところをしっかり見極めて職人さんと上手くやるしかありません。
何せフリーダムをストライクフリーダムに改造するのも、事情があって工房を3つにも跨がっていますからね。
✭指板だけ仕上げる工房。
❇インレイを埋め込む工房。(これは分かりますね。職人でも出来る人と出来ない人がいますが、出来る人で極める人はそれだけで専門家としてやっていけるくらい凄い技術です。)
❂指板張り替えなどのギターを総合的に手掛ける工房で、今回のカスタマイジングを相談している大元の所。
私達があまり知らないだけで、ギター工房にもそれぞれの都合や制約、出来ることと出来ないことがあるようです。
例えばドロップトップ工法などは個人工房の設備規模では製作が難しいみたいです。(手加工で貼ってやれないことはないが、後でめくれてくる可能性を払拭出来ないそうです。)
それなりのブランドとしてそれなりの設備投資をしたところでないと、だいたいは外注にて対応するかそれ自体を受け付けないみたいです。
外注先はその加工を出来る工場とか、知り合いかなんかの設備を有した工房とかなんでしょうね。
そんなこんなで大変さは分かりますから文句なんて言えませんよ。
さっき荒川区辺りにちょっとだけいたのですが、ここらへんの町の風景が私にとってなかなかに心休まるんですね。
(別に杉並区辺りにも心休まる街がありますよ)
父は工場を経営していたので私は色んな工具に囲まれて育ちましたし、曾祖父は大工の棟梁でしたのでその設計技術の高さに仰天しました。
物造りの人達の気持ちは分かるんです。
それと同時にあそこまでの高みはとても目指せないと子供心に思いました。
最近は自分の手でやったのはトレモロユニットを交換したくらいで、その後ちょっとした処理が必要だったのでいつものリペアマンの方に任せました。
(ユニットがピックガードに微妙に干渉していたり、特殊な構造なので後で設定がずれない為のセッティングなども工夫して施して頂きました。)
個人工房や職人さんとは
全面的に信頼してお任せするか、初めから何かを察知して関わらないようにするか、
私はふたつにひとつです。
中途半端に関わろうとする態度が感情的な負荷を人間関係に生み出すのです。
おかしなところは何かしらのサイン(兆候)を発してくれてるので、単にそこを見逃さないようにすれば良いだけです。
二年待たせている工房は初めから一癖もふた癖もあることは分かっていました。
だから三年待ってもまだ想定内です。
そこでお願いした決め手はただ、間違いのない物を作り上げる矜持があることだけは確かだと分かったからです。
そこのところがブレている素振りをほんの僅かにでも見出だせたら、例え他がどんなに素晴らしく見えても、寧ろそこで頼むのは不味いということは直ぐに誰にでも分かることでしょう?
ま、もしかするとそこの判断は誰にでも出来るような簡単なことではないのかもしれません。
職人さんに特有の拘りにおいても、
☆それが本当に必要な拘りなのか、
★ただの独善的で恣意的な拘りかどうかを見極めて判断するだけでも
その人の知性と教養と理性に基づいた判断力がどの程のものかある程度予測はつくものです。
具体例を述べると何処のことか後々バレてしまいますので何も言えませんがね。
やっぱりこの話も延々と続けられますがこの辺でやめておきましょう。
あまり生産的な話ではありませんから。
このブログはオーダーメイドギターとギターの大規模カスタム、並びにリペアに関する私見を述べるものであります。
その序でに私が言いたいこと言って、皆さんのためになる物の見方/考え方を一緒に模索して行こうというものです。
ところでここ最近、落ちを必ずしもつけなくなってきたので自分で自分にちょっとだけ安心しています。
変な話だ。
当ブログにおける私の矜持とは、
どんなに話がブレてもギターの話はけして話題から外さないことにあります。
そういう相手の良いところをなるべく多く見つけることですよ。