前々回、言い過ぎたことを綴ったせいなのか何なのか?

とうとう前回の記事に関しては2日経ってもアクセスゼロと言う、

大変微笑ましい情況になっております。



今日は亡き父の誕生日にあたる日なので、生きていることに感謝しつつ何かしらのことを綴りたいと思います。




*このへんのスペースにいつにも増して、思い切り変なことを長々と記述してあったので削除しました。


「夜綴った恋文は朝読み返して推敲せよ」


の法則であります。











さて、このブログの主旨は、オーダーメイドギターとギターカスタム、ギターリペアに関するものです。


話が脱線するのが常ではありますが、なるたけギターに関連する流れで記すようには、
一応努めております。


それで、あれだけオーダーメイドにおけるオリジナルギターを語っておきながら、紹介しているオーダーギターが少なすぎると思いますのでここで少しだけ紹介します。




ストラトキャスターを基にフルカスタムしたストラトタイプとして製作された

“ フリーダム ”

というギターです。



西日暮里にある FCGR とはまったく関係がありません。

このギターを構想していた2010年当時には、私はフリーダムカスタムギターリサーチの名前もT's  guitar のことも知りませんでした。


関係あるとしたら、 

ゼータガンダムとか、ガンダムF91とか、フリーダムガンダムにあります。

モデル名は“ フリーダム ” ですが、この3つのガンダムの基本理念を織り交ぜた仕様のフルカスタムストラトタイプギターになっております。

詳しくはいずれ説明いたします。



ざっとこの画像だけ見てもらっても、私がどれだけオリジナルのデザインに拘っているかお分かりになるでしょうか?


エレクトリックギターとしての革新的なデザイン部分は、残念ながらこの画像からでは分からないようになっております。

斬新的なところはいくらかわかると思います。


☆ピックガードのシェイプ

☆ピックアップのスラントのコンビネーション

☆フロントピックアップのスラントに追従した指盤エンドのスラントシェイプ

☆ピックガード上のプラスチックノブとトップ材上の鉄ノブのコンビネーション

☆そもそもピックガード付なのにピックアップの取り付けネジがない直付仕様



これを今までちゃんと紹介しなかったのと、今回も全面的にお見せしないのは、未だ未完成品だからです。


ただ、本日も次のオーダーメイドギターの打ち合わせに楽器店に行って、仕様を詰めてきました関係もあり、部分的にもう少し紹介しようという気持ちになりました。


前回、フリーダムに採用されたいくらか革新的な構造の部分のひとつは、今回不採用になったりもしました。

革新的過ぎるからではありません。

次期モビルスーツの戦闘能力を前機型を基に総合的にアセスして、装備の要不要の取捨選択を吟味するのは、有能なエンジニアや指揮官の務めであるでしょうから。


個人的な拘りや、思い込み、思い入れよりも、今回目指す方向性に合致した楽器としての完成度の高さと合理性を採りました。

前回述べた判断の仕方を使って。

但し今回は、新機軸の部材と構造もいくつか採用することになりました。


いずれも今回の着地点に欠かせないと思われるものばかりです。


前回の打ち合わせでは基本的な構造部分。

今回の打ち合わせでは基本的な着地地点。

そんなところで話を詰めれました。



着地地点をはっきりさせることで、基本的な設計思想を基とした細部の懸案事項も一気に明らかになって参りました。





ネックのアライメントの話の続きもやりたいですね。




音を良くする話はまだ、私にも少しだけ出来ると思います。



そこでなんですが、

さっきマイクロロンというものを買ってきました。

車のエンジン内部をコーティングして、内燃機関の金属の摩耗を守り車を長持ちさせる添加剤のことです。


身近にいる車乗りは言います。


「なにそれ?そんなの要らないよ!そんなことよりエンジンオイルまめに交換すればその方が良いんだよ」


私はとてつもなく短いサイクルでエンジンオイルを交換しております。

地球に優しくなく、車に優しい男で通っております。

尚且つ、マイクロロンを始めとした各種添加剤。

プラス91という添加剤は新車時に入れました。

エンジン洗浄剤だけでも呉工業のエンジンクリアからワコースのフューエルワン、ディーラー推奨の洗浄剤までいろいろ使って、常に綺麗なエンジン内部の維持に努めております。





ところでギター好きのみなさんには、

キルテッドメイプルがトップ板に貼られたギターに魅力を感じる人も少なくはないと思います。


本格指向の方は「ハードメイプルがぁ~」は一旦置いといてご清聴願います。


と言いますか、そう言われる方々に一言述べておきたいことが御座います。



「キルトを貼って音が良くなるか?と問う勿れ。詰まり其れは、添加剤を盛って車が良くなるか?と問う勿れ」


と同等の愚問であるということです。


極論、自己満足や精神衛生上の域を越えてなくとも良いのです。


既に効果があるかないかを超えたところに意味があると言ってしまうならば、たとえ効果がなくとも満足は買えているということであります。


一番しょうもないのは満足すらも満足に買えなかった、再販価格のつかないフルオーダーメイドギターでしょう。


自分自身の満足の基準をちゃんとみつけると良いかもしれないですね。


もちろん、キルトにも添加剤にも相応の物理的効果はあるでしょう。


その基準をオーダーメイドギターの設計にあたって、自分の拘りを反映させつつも、楽器としての最適な方向に正して向きを変えられたので、

今日はとても有意義な一日でした。



今回、キルトは使いませんけども。