悲しいことがありました。

ある方が亡くなりました。


友達では無くて
でも淋しいです。


「あのひと」さんと呼んでました。名前は最後まで聞けませんでした。

その方は
私が子供の時
初めて話をしました。

当時の友達とうまく遊べなくて

学校で
上履きを捨てられて
外靴に水を入れられて
泣いて
独りで
裸足で歩いて帰り
後で
かかとを3針縫った日でした。


「あのひと」さんは、私の足のケガが自分がきちんと掃除してないからだ、と謝りました。

私は靴を履けなくて誤りました。

靴を履いて帰れなくて迷惑をかけるとは知りませんでした。そう、言うと
優しい子ども、と言ってくれた気がします。


挨拶するか、目礼するか、その程度の関係でした。




介護していた奥さまが肺炎で死去


四十九日の日に
自宅仏間、奥さまの仏壇の前で
鴨居で首を吊って窒息死

遺書は一行
走り書きで

「妻と、すまない」


警察は自殺と断定



優しい子だと
言ってくれた
「あのひと」さんは
優しいひとだと思っていました


私が何かできたなんて、おこがましいことは絶対言えないけど



悲しい



ひとりになると、ずっと泣いてます。