当時の事を思い出してしまったので
再び書いておこうとおもいます
うちの母は享年71でした
中枢神経のガンでMRIを撮ると脳にも大き目のモヤがありました
ちょうど頸椎のあたりに腫瘍があってこれは塊として存在していたので
神経を触るのでちょっと危ないと言われましたが無事手術で摘出しました
で、脳のほう
これはその部分だけ取るとかそういう事ができないし
放射線治療をするとなると高齢の場合、
脳に直接放射線あてる治療の影響で痴呆になってしまう可能性がある、と
じゃあ抗がん剤って話になるけど脳みそには脳関門?っていう機能があって
普通の薬は脳の中に入っていけないので
抗がん剤を大量に注入して無理やり突破させるっていう方法でした
本人はやってみるとの事だったのでとりあえず3クールする事になりました
1クールごとにみるみる小さくなっていく患部
1クールごとにどんどん弱っていく母
薬が抜けてる時にもりもり食べて体力つけないとダメなんだけど
抗がん剤の副作用で口の中の皮膚というか組織が生成されないので
口の中がぼろぼろで痛くて食べれない
それでもなんとか3クールを終えた時には
MRIを見てももうほとんど分からないほどに患部が消えていたけど
ほんのすこーし残っているという事で母の同意のもと
4クール目をする事になった
この時に敗血症になり「これ、もしかしたらこの4クール目の治療でオカン死ぬのでは?」と思った
2,3日かなりヤバい状態だったけど
血液中の白血球も急に増えだして意識朦朧だったオカンは急に元気になり
話せるようになり、ちゃんと受け答えもできるように
その夜、大腿部にあった血栓が肺に流れ込み肺塞栓
連絡受けて病院に飛んでった時には
ヒャッヒャッって浅い呼吸をしてほぼ意識もないオカンになってた
翌朝、妻が出張先から急いで駆け付けた数十分後
息をひきとりました
直接抗がん剤のせいで亡くなったわけではないけど
この一連の治療の末の肺塞栓
はやめに切り上げておけば血栓もできてない段階でリハビリで体動かせたかもね
今思えば、ある程度のところで治療はやめて
余生のQOLを維持する形にすればよかったと思います
今でも思い出すと同じ思いです
そもそも抗がん剤とかいうけど、あれって要するに体を弱らせるものだしね
それで助かってる人はいるんだろうけど
それは、体にパワーがあっての話だと思うから
高齢の方の抗がん治療は本人の希望もあるけど慎重にすべき
実施する場合は細やかに状態をみて中止か継続かを見定めるべき
治療によって致命的なダメージ受ける前に
このへんでやめておいでQOL維持の緩和に移行ってのも手だと思います