鎌倉・鶴岡八幡宮
先日、逗子の海の家サルサへ遊びに行く前に、鎌倉に立ち寄ってまいりました。
神社・お寺巡り好きな私でありますが、西の京都に対して東の鎌倉とも言える、由緒古い神社・お寺が多い鎌倉へ、海目的以外で行ったのは今回が初めてになります。
鎌倉へ来たならば、やはり、まずは!鎌倉の総鎮守であり、鎌倉幕府の本拠地として国の史跡でもある、鶴岡八幡宮へお参り!!
JR鎌倉駅からほど近い、二の鳥居。
今回訪れていない一の鳥居は、さらに南へ南へ歩くとあります。
一の鳥居は国の重要文化財でもありますので、また後日、見に行きたいと思います。
鶴岡八幡宮参道・若宮大路の、段葛と呼ばれる歩道。
両脇の木々は全て桜です。関東屈指のお花見スポットでもあります。
本来、一の鳥居から伸びていた段葛ですが、JR横須賀線開通のために、一の鳥居から二の鳥居までは寸断されてしまいました。
段葛は左右の参道より一段高くなっていますが、これは、鎌倉時代、(このあたりの山を切り開いた影響で)雨が降るたびに参道がぬかるんで歩き辛かったために、地面より一段高く土を盛り上げた名残りです。
鶴岡八幡宮は鎌倉幕府の本拠地でもありましたので、敵から攻め込まれにくくするために、鶴岡八幡宮に近づくほど参道の道幅が徐々に狭められております。
遠近法を利用して、敵から見て鶴岡八幡宮が実際より遠く見えるようにしたそうです。
三の鳥居に到着。
これより鶴岡八幡宮の境内です。
思わず背筋が伸びます!
鶴岡八幡宮は、本宮以外にも見どころが多いのですが、あまりにも多いため、今回は本宮に至るまでの道のりに記事を限定いたします。
奉納酒樽と若い外国人女性旅行者の構図
本宮へ向かう大石段の前にある舞殿(もしくは下拝殿とも呼ばれる)
こちらの61段の大石段を登りきると・・・
源氏の氏神・八幡神(応神天皇をはじめとする三神)を祀っている、鶴岡八幡の本宮に、
ついに到着します。
ここで、鶴岡八幡宮について簡単なご説明
↓
1063年に源頼義が、京都の石清水八幡宮(あるいは河内源氏の氏神である大阪の壺井八幡宮の説あり)から八幡神を勧請して、現在の由比ガ浜付近に創建されたのが始まり。
ちなみに、源氏の氏神・八幡神社の大元は、大分県の宇佐神宮(実は私、一度行ったことあります)。
1180年に源頼朝が現在の地・小林郷北山に遷し、それと同時に、同地を源氏の本拠地として構えた。
鎌倉幕府滅亡後は一時衰退したが、江戸時代に入って、徳川幕府により大々的に再興された。
徳川家は源氏の末裔を名乗っていたこと(徳川家は幕府を開く正当な家柄であると主張するため)も、鶴岡八幡宮の大規模改築に力を注いだ理由と考えられる。
江戸時代に仏教関連の施設(仁王門、鐘楼、護摩堂、等)がたくさん建築されたが、明治時代の神仏習合廃止令にともない、全て破壊された(弁天堂は昭和55年の復元。後ほど記事に取り上げます)。
本宮の大石段を上りきった頂上から見下ろした風景。
鎌倉の空、青い!ヽ(゚◇゚ )ノ







