バレンタインデーは平将門の命日でもある。
今日はバレンタインデーのお返しにあたる、ホワイトデーですが、
ホワイトデーという習慣は、どうやら日本だけのようです。
そもそも、バレンタインデーにチョコを贈るという習慣自体が、
日本の製菓会社(主に森永)が1960年代に仕掛けて定着した習慣なのですが、
バレンタインデーが日本でも定着するにしたがって、お返しをする風潮が生まれ、
お菓子業界がそれにあやかり、
バレンタインデーの1ヵ月後・3月14日を、
女性から贈られたチョコのお返しに、男性からお菓子を贈る日として、
ホワイトデーと名づけて1980年から全国で催事販売されるようになったそうです。
ちなみに、ホワイトデーの語源は、砂糖か、マシュマロらしいです。
一方、バレンタインデーの由来はメチャクチャ歴史古くて、
元々、ローマ帝国の、家庭と結婚の女神・ユノをお祭りする祝日で、
若い男女の交流の場を設ける日だったそうです。
それが、キリスト教普及後、
ローマ帝国の兵士が結婚を禁止されていた(遠征のとき士気が落ちるから)時代、ひそかに兵士の結婚を手助けしていて、そのために処刑されたバレンタイン司教にあやかり(処刑された命日は本当は2月14日ではないらしいが)、
(旧来の、若い男女が交流するお祭りの日という特性を引き継いで)恋人たちが愛を誓う日として、
ローマ教会が、キリスト教に由来する聖バレンタインデーと改めたそうです。
・・・以上は長い前置きでして、
ホワイトデー、バレンタインデーの由来を述べたかったのではなく、
そのバレンタインデーにあたる2月14日は、
私が個人的に崇拝する平将門公の命日でもあるとつなげたかっただけでありました。