何回、同じことを言わせるの!
子供や夫に、つい言ってませんか?
たしかに聞いてもらえないのは辛いですね。
でも、どうして聞いてもらえないのでしょうか?
どうして何回も言わなければいけないのでしょうか?
ここで問題なのは、誰が悪いかではありません。
どうして私の言うことがわかってもらえないかです。
例えば、ご飯を食べ終わり、そのままテレビを見ている子供が、
心の中では、そろそろ勉強しようと思っているところに
「テレビなんか見ないで勉強しなさい!」
と言ってしまうと、せっかく勉強しようと思っていた
気持ちも萎えてしまいます。
人間は、他人に言われて行動するというのは、
とても嫌なものだからです。
そもそも脳の働きの本質は「自発性」です。
脳に何かを強制することは、とても難しいのです。
どんな小さなことでも自発的にやることが、
脳が喜ぶことなのです。
結局のところ言った言わないの問題ではないのです。
伝わったかどうかが重要なのです。
広告の世界では、
「伝わらなければ存在しないのと一緒だ」
という言葉があるように、
「伝える内容よりも伝え方を工夫しろ」なのです。
さて、あなたなら、
「テレビなんか見ないで勉強しなさい!」という言葉を、
どうやったら子供が自主的に動くような言い方に変えますか?
わたしなら、
続く