私は普段音楽を聞く事はあまりないのですが、映画タイトルを選別する時には音楽関連の映画を選出する事がなぜか多いのです。
音楽関連といっても色々ありますが、特に拘らずに何でも鑑賞します。

今回はそんな音楽に無頓着な私が、音楽関連の映画を紹介したいと思います。

まずはブエナ☆ビスタ☆ソシアル☆クラブです。



バップ
ブエナ☆ビスタ☆ソシアル☆クラブ


ロードムービーでお馴染みの『ヴィム・ヴェンダース』監督によるミュージックドキュメンタリー映画です。


作品は『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ100万枚以上のセールを記録し、97年のグラミー賞を受賞したアルバムのレコーディングを通して音楽に対する想いをつづる記録映画。





この作品は単館上映で公開されましたが、一部の音楽ファンに好評だったようでDVDもかなり売れました。
私の周りにもこの作品が欲しくてDVDデッキを購入した信者がいたほどの盛況ぶりです。

作風は記録映画の形式を取っているので、このての作品を見た事が無い人には拷問に感じるかもしれません。



私自身あまりロードムービーは好きではなく、同じキューバ音楽作品なら『サルサ』のほうがあかぬけていて好感が持てます。


ポニーキャニオン
サルサ!

特にクラシックのピアノ演奏中に気持ちを抑えられなくなり、突然サルサを弾き始める主人公は情熱的でとても輝いて見えました。

作品はキューバー音楽よりも、ダンスシーンに重点を置いており、キューバー音楽を知らない人でも楽しめる事が出来ますよ。



また映像と音楽の融合と言えばオペラ座の怪人も素晴らしい歌声と映像美を提供してくれました。

メディアファクトリー
オペラ座の怪人 通常版

通常このように歌うシーンが多い場合には、代役を立てるのが通例ですが、代役を立てずの撮影は多くの映画関係者を驚かしました。

さらにオペラ座の美術、衣装などは贅の限りをつくした絢爛豪華さを誇り、この悲劇を盛り上げるのに一役買っています。

私はむしろ、映画を鑑賞するといったよりもオペラか演劇を鑑賞する妙な興奮を味わいました。





代役を立てずに歌うといえば『ユアン・マクレガー』『ニコール・キッドマン』『ムーラン・ルージュ』は非常に完成度が高いミュージカル作品でした。


20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
ムーラン・ルージュ アルティメット・エディション


私は特に冒頭の30分程が好きで良く繰り返し鑑賞しています。

そんな中でも『ユアン・マクレガー』が歌う『ユア・ソング』のシーンは言葉ではなく歌ような恋を表現したいという試みを見事にクリアしているシーンと言えるのではないでしょうか。

また劇中に流れる音楽は『クリスティーナ・アギレラ』『マドンナ』など聞いただけで踊りだしたくなるような軽快な音楽が多く、観客を楽しませてくれます。



数多い映画の作品には歌手を題材にした物も多く存在します。

実在した人物から架空の人物まで幅広く製作されていますが、そんな中から架空の歌手を題材にした作品をあと2つ紹介して終わりにしたいと思います。


まずは恋のゆくえ ファビュラス・ベイカーボーイズ』

東北新社
恋のゆくえ ファビュラス・ベイカーボーイズ

作品は“ザ・ファビュラス・ベイカー・ボーイズ”というデュオを15年間も組んできたジャズ・ピアニストが魅惑的な歌手”スージー・ダイヤモンド”と出会う事で一躍有名になる話なのだが、主演の『ミシェル・ファイファー』はもとより『ジェフ・ブリッジス 』の演技は素晴らしいの一言!無心にピアノを弾く姿は存在感を放っています。



また主演の『ミシェル・ファイファー』は演奏シーンで、吹替え無しの見事な歌声も披露しました。

劇中で流れるサントラはグラミー賞も受賞したほどの人気があり、作品以上に有名な曲かもしれません。



有名な曲と言えば日本でもドラマの主題歌としてヒットしたストリート・オブ・ファイヤーがあります。



パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
ストリート・オブ・ファイヤー

私自身この映画に流れる曲は大好きなのですが、日本語にアレンジされた歌詞は陳腐すぎて大嫌いです!


映画自体は【ロックンロールの寓話】と題されるだけあって、おとぎ話のようなぬるい映画なのですが、作品全体に散りばめられているオリジナルの曲とコンサートシーンは評価に値する価値はあると思います。



主演の『ダイアン・レイン』は実際には歌っていませんが、コンピューターで合成された3人の歌声はまったく違和感を感じさせません。


作品としての評価は好きな人と嫌いな人と両極端に分かれますが、映画界における【ロックンロールの寓話】として永く伝えていきたい作品だと思います。


以上、音楽関連作品を紹介しました。



海外ドラマが好きな人なら一度は耳にした事がある『ER 緊急救命室』について紹介したいと思います。


『ER』は当初、映画の企画として持ち上がり『スティーヴン・スピルバーグ』が監督をすることになっていました。

しかし、最終的にテレビドラマとして製作されることになり、スピルバーグから『マイケル・クライトン』に製作総指揮が変更されました。

『スティーヴン・スピルバーグ』自身、ERの製作にはかなりの提案や注文を出しているようです。)


しかし製作にはスピルバーグの製作会社の人材が多く携わっており、実際に監督をしたのは『ミミ・レダー』だったようです。

後年『ER』の成功を認められディープ・インパクト ペイ・フォワード などを製作するヒットメーカーに成長しました。



また監督といえば『クエンティン・タランティーノ』も製作に携わっており、個性的でユニークなエピソードを残しています。



ドラマとしての質の高さは、スタッフを見ていただければ納得をして頂けると思いますが、私が今回取り上げたのは面白いからでは無く、日本の医療問題や我々が今まで刷りこまれてきた医療界の幻を消し去って貰いたいからです。



『ER』では実際の医療現場に居る人々から【病院の現実にかなり忠実なドラマ】と評価され、実際に本物の看護士たちを 雇って撮影するなど、実に良く医療の現場を再現しています。


流石に映像を総て鵜呑みは出来ませんが、医療とは何か?医師とはどんな存在なのか?漠然としていたイメージの輪郭を浮かび上がらせる為に役に立つと思うのです。


特に最近日本でも騒がれている医療問題など、自分が受けた治療は正当なものなのか?日本の数年先を行くアメリカの医療の現場を是非観ていただきたい。



私自身、ドクターハラスメントを治療中に受けた経験があり、日本の医療が間違っている事を認識しています。

このドラマを観れば観るほど、自分が不当に扱われた時に何故!注意出来なかったのか悔やまれてなりません!

これから手術する人や入院予定のある方は事前に予備知識を持つ事をお勧めしたいです。




ワーナー・ホーム・ビデオ
ER 緊急救命室 I ― ファースト・シーズン DVD セット vol.1
ワーナー・ホーム・ビデオ
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最近の『ダ・ヴィンチ・コード』の影響で『レオナルド・ダ・ヴィンチ』な名前を耳にする事が多くなりました。

今回はそんな『レオナルド・ダ・ヴィンチ』を題材にした映画を紹介したいと思います。



『ブルース・ウィリス』主演の『ハドソン・ホーク』です。

                             
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント              
ハドソン・ホーク
¥ 980より
ストーリーは昔『ダ・ヴィンチ』が偶然に発明してしまった装置を巡り繰り広げるアクションコメディなのですが、主演である『ブルース・ウィリス』自身が脚本を務めた事もあって、随所に個性的な演出がなされていました。

たとえば主人公の泥棒が数々のヒットナンバーの時間を覚えていて、その歌を囁きながら仕事をすることで、正確な時間の経過を計る事が出来るなど、実に色々な試みがなされています。


作品は次から次へとテンポ良く進み観客を飽きさせる事はありません。

またアクションシーンなども『ダ・ヴィンチ』の考案した飛行機が出てくるなど見所が満載です。



出演している俳優の中には今は亡き『ジェームズ・コバーン 』も敵役で出演されており、妙になつかしく感じます。

あの葉巻をくわえる姿も見る事が出来ますよ。



この作品は『ブルース・ウィリス』のひとりよがりの映画して見られがちですが、私は結構この作品が好きです。

ヒロイン役の『アンディ・マクダウェル』もチャーミングだし、『ブルース・ウィリス』の演技も悪くありません。

子供の頃に見た夢を映画にして見ました!なんて感じが伝わってくる純粋で愉しい作品ですよ!




香港映画の黄金期には武侠映画ブームが存在しました。

今回はそんな武侠ブームの終焉を飾った名作達を紹介したいと思います。

【香港のスピルバーグ(死語)】こと『ツイ・ハーク』が製作した『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ シリーズ』です。




この作品は『ジャッキー・チェン』『酔拳2』の主人公である『黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)』と同一人物であり、実際に19世紀半ばに実在した人物です。



『黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)』は長年TVや映画などで映像化され中国人の描く理想の武術家として絶大な人気を得ていました。

そんな人気もあり『ツイ・ハーク』がシリーズ第一作として発表した『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明』は消えかかっていた武侠ブームの火を再び燃え上がらせたのです。



私の中でもこの作品の評価は非常に高く、香港映画界に一石を投じた作品として記憶しています。



少し香港映画に付いて説明しますと、従来の製作方法はシナリオを作らずに、撮影現場でアクションさせるだけのごく単調な作品が主流でした。

なぜかと言うと脚本を製作すると、撮影中に盗まれたり盗作される事が頻発して起るからです。

さらに観客としての中国人は気が短く、ストーリー重視の長編作品より、短時間で楽しめるアクション作品が好まれた背景があります。


そんな背景があったにも関わらず上映時間134分の枠を取り、あくまでも『黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)』の生き様を描いた映像は信念を貫く『黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)』【医師】としての顔と【武術家】としての顔を見事に再現しています。



また主演である『ジェット・リー』 が繰り出すアクションの切れは、武術の達人である『黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)』の威風を損なわない見事な出来栄えです。


アクションといえば『ユン・ピョウ』も顔みせ程度に登場しますが、あくまでも興行成績を稼ぐための看板なので活躍は期待しないで下さいね。


そしてこの作品を従来の作品として別格の存在としているのは『ジェームズ・ウォン』の音楽ではないせしょうか?

特にオープニングで流れる主題歌『男兒當自強』は力強く、観客のテンションを大いに奮い立たせます!



第一作の成功により続々と作品を製作します。


シリーズ第1作
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明 (1991)

シリーズ第2作

ワンス・アポン・ア・タイム/天地大乱 (1992)

シリーズ第3作
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地争覇 (1992)

シリーズ第4作
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ IV/天地覇王 (1993)

シリーズ第5作
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ V/天地撃攘 (1994)

シリーズ第6作
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ/天地風雲 (1997)

外伝

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝/アイアンモンキー (1993)


作品の人気としては第2作『ワンス・アポン・ア・タイム/天地大乱』がもっとも高く、敵役である『ドニー・イェン』との死闘は香港映画屈指の名勝負として多くのファンの支持を得ました。

また主題歌『男兒當自強』を『ジャッキー・チェン』が歌い、テーマ曲も広く知られるようになりました。


その後数年に渡り興行成績を順調に延ばしましたが、とんでもない内乱が起こるのです!


なんと主演である『ジェット・リー』が自分で『黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)』を題材に映画を製作してしまったのです!

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地雄覇 (1993) -ラスト・ヒーロー・イン・チャイナ 烈火風雲 』    



この作品の前後に『ツイ・ハーク』ともめたらしく、この後シリーズ4作・5作と『ジェット・リー』は降板させられます。


『ジェット・リー』は出演料でもめる事が多く、以前『マトリックス』のオファがあった時も出演料に難色を示して出演しなかった経緯がありました。

余談ですがその後に【ジェット・リーの百一匹大行進!】と宣伝されたザ・ワン スペシャル・エディション に出演しました。

その際出演人数分の出演料を請求したのかどうだかは不明ですけどね。


そして長らくいがみ合っていた二人を仲直りさせる人物が登場したのです!デブゴンこと『サモ・ハン・キンポー』です!

外見に似合わず香港映画界の重鎮であるデブゴンの取り成しで関係を修復した二人はシリーズ第6作 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ/天地風雲 (1997)』を製作します。

残念ながら本作から外れたストーリーなので、作品自体は大してヒットしませんでした。



私がおすすめするのはシリーズ1・2・3作と外伝の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝/アイアンモンキー (1993)』ですね。

ちなみに外伝の主人公は『黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)』の父親で『ドニー・イェン 』が務めています。

また監督が『ユエン・ウーピン』だけあって、アクションシーンの振り付けは絶妙です!是非『無影脚』を見て下さい!



実はこの後TVシリーズを製作する事になりますが、中途半端でおすすめできる映像ではありません。


思わず長くなりましたが、今回の説明で『ワンチャイ シリーズ』に興味を持って頂ければ幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。




ジェネオン エンタテインメント
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ〈デジタル・リマスター版〉 DVD-BOX
¥ 8,000より
ジェネオン エンタテインメント
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ〈外伝〉アイアン・モンキー
¥ 3,000より
サントラ
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/黄飛鴻  ←一押しサントラですシリーズ1・2・3までの主題歌が収録されています!
¥ 2,294より

【収録曲】

1:男兒當自強

2:男兒當自強 (成龍主唱)

3:男兒當自強 獅王爭覇之大合唱









今回は独創性に溢れた作品を紹介したいと思います。

まずは個性派俳優が繰り広げるコメディ映画から『マルコビッチの穴』を紹介します!



【ストーリー 】

『世紀の怪優ジョン・マルコヴィッチ』の頭の中につながる穴を見つける所から話は始ります。
なんとそこの穴入ると誰でも【15分間マルコヴィッチになる】ことが出来るのだ!
これを利用して商売を始めたところ、『マルコヴィッチの穴』は大繁盛になり連日行列が続くようになるのです。
そしてだんだんと『マルコビッチ』になる事に快感を憶えた人々の取った行動は・・・・。



『マルコヴィッチ』役を本人がした事でも話題になりましたが、『 ブラッド・ピット』や 万引きの女王『ウィノナ・ライダー』などのカメオ出演も見逃せませんよ!
また『チャーリー・シーン』も禿げズラ被って熱演をしていますが、往年の輝きを見る事は出来ませんでした。
DVDの限定版には作品の内容を補足した小冊子が付いてくるので、内容に疑問点があった方は読んでみて下さい。




ソ連からはシュールな作品を紹介します!『不思議惑星キン・ザ・ザ』です。



【ストーリー】 
街へ買い物をしにきた主人公は突然の空間転移装置の事故で異星に飛ばされてしまった。
そこは【キン・ザ・ザ星雲】あたり一面砂漠に囲まれた不思議な惑星でした。
喫煙家である主人公がたまたま持ち合わせた【マッチ】は宝石並に貴重品であり【キン・ザ・ザ】で唯一生き残る為に必要な物だったのだ。

そしてこの作品の一番の目玉である【キン・ザ・ザ】の挨拶!【クー!】(DVDのパッケージのポーズ)とは権力者に媚びるために必要な挨拶で、これをしないと殺されてしまいます。

このなんとも理不尽な挨拶を故郷に帰ちたい一心でする主人公達の姿は、作品を鑑賞している我々にほろ苦い笑いを提供するのです。


決して大爆笑などする作品ではありませんが、日本で紹介されている数少ない【ソ連映画】であり、また予想外に高い製作技術と意外なユーモアが作品を印象づけています。




最後にフランスの人気作品から『デリカテッセン』を紹介します。


フランスのテリー・ギリアム”との異名を持つ『ジャン=ピエール・ジュネ』と『マルク・キャロ』監督による長編デビュー作!


【ストーリー】

核戦争が終了して15年がたち食料不足に市民は困窮していました。

ですがそんな世情の中で精肉店兼アパート【デリカテッセン】では毎日新鮮な肉が店頭に並ぶのだった。

いったい精肉店で売られている肉は何処から来て何の肉のなのか?・・・・運悪く何にも事情を知らない主人公が【デリカテッセン】でアパートを借りる事になった。



この映画の見所は、何と言っても『ジャン=ピエール・ジュネ』『マルク・キャロ』が描く映像の美しさではないでしょうか?

近未来的な世界観と童話の世界をごちゃ混ぜにした独特の世界観は後年『エイリアン4』を製作した時に世界中に認められる事になりました。

また全体的に暗い画面は、観客を摩訶不思議な世界に引き込んで離しませんが、あまりにも重苦しい為に拒絶反応を起こす人がいるかもしれません。



以上3点紹介させていただきました。

最近では店舗で置いている店が少ないので、今回取り上げました。

ハリウッド映画を見飽きたら、気分転換に鑑賞してはいかがですか!

角川エンタテインメント
マルコヴィッチの穴 DTSコレクターズエディション
¥ 1,120より
キングレコード
不思議惑星キン・ザ・ザ
¥ 3,990より
東北新社
デリカテッセン <デジタルニューマスター版>
¥ 5,870より


最近のアクション映画と言えば銃撃戦と爆破シーンの繰り返しが多く、観客の飽食状態が長らく続いていました。

そんな行き詰った作品が多い中で、ひときわ異彩を放つアクション映画が誕生していたのです!

『トゥームレイダー2』の監督『ヤン・デ・ボン』が製作した 『リベリオン 反逆者』です。



この作品の評価すべき点はひとつ!
【ガン=カタ(GUN-KATA)】と言う新しい【アクションパフォーマンス】を作り上げた点です。


この【ガン=カタ(GUN-KATA)】と言うのは【銃】【東洋武術】の良い点を融合させた新しい【武術】で、その洗練された動きは日本の合気道に似通ってとても美しいのです。


またアクション映画にしては珍しく演技派の俳優が数多く揃っており、主役の『クリスチャン・ベイル』 を含めヒロインである『エミリー・ワトソン』など 、なぜこのキャスティングでアクション作品を製作したのか疑問を持つキャスティングでした。



ですが映画が始れば私の疑問は払拭され、質の高い銃撃戦や【ガン=カタ(GUN-KATA)】のアクションシーンなどで観客を圧倒しました。


さらに撮影現場上がりの『ヤン・デボン』はアクションの見せ方も上手く、ドラマテックな演出で効果的に【ガン=カタ(GUN-KATA)】を使用させます。


その独特な動きには日本の【特撮の製作者】【アニメーションの製作者】などにも広まり、こぞって作品に組み込まれたほどです。



店頭においては、それほど知名度は高く無いにも関わらずDVDの問い合わせや売り上げは上々で、多くのファンが作品の完成度を認めています。

私自身、予告編を見ただけで欲しくなりすぐさま購入しました。



作品自体はそれはど新しい物ではありませんが、まだまだ鑑賞していない方も多いと思ったので今回取り上げてみました。

是非、【ガン=カタ(GUN-KATA)】のアクションを見て頂きたいものです。





製作: ヤン・デ・ボン
出演:クリスチャン・ベイル
    エミリー・ワトソン
    ショーン・ビーン



アミューズソフトエンタテインメント
リベリオン -反逆者-

価格: ¥ 2,963 (税込)





『芸術は最高のペテンだ!』ピカソが言った?と言われる名言で私の好きな言葉である。
だってそうだと思いませんか?キャンバスと絵具で多額の金額を生み出す絵画は正に錬金術ですよ!
そう考えると映画にもこの事はあてはまると思うのです。



例えば出演している俳優についてもみなさんは気が付かずに『だまされています』

え?だまされてなんかいないですって?そうですかでは突然ですが質問!


『ジャッキー・チェン』『シルベスター・スタローン』『トム・クルーズ』
の三人を身長の大きい順に並べ替えて下さい。





出来ましたか?
では答えです。



『ジャッキー・チェン』 (173cm) 『トム・クルーズ』 (173cm)
『シルベスター・スタローン』 ( 172cm)

になります。


多分『シルベスター・スタローン』が一番高いと思った人が多いのではありませんか?
役柄的にも『ロッキー』 (ボクサー)『ランボー』 (軍人)などの大柄なイメージを持つキャラクターを演じる事が多く、また肉体的にもとても鍛えられているので錯覚しやすいですよね。
実際映画シーンを注意深く観察すると、身長の低さを補うように身長の高い人と対話するシーンでは座ってしゃべるなどの配慮がなされていました。


『ジャッキー・チェン』『トム・クルーズ』の場合は『トム・クルーズ』のほうが高い印象を持ってる方が多いと思います。
『トム・クルーズ』は以前『ニコール・キッドマン』と結婚していた経緯がありますが、奥さんである『ニコール・キッドマン』より背が低い事にコンプレックスを懐いていたようです。



そのため揃って写真撮影をする時には底の高い靴を履き、『ニコール・キッドマン』はなるべくヒールの低い靴を履くなどのして俳優としてのイメージを壊さない努力をしていました。



『ジャッキー・チェン』に関してはまさにそのままのイメージです。
最近の御乱行ぶりや問題発言などが気になりますが、もう少し俳優としてのイメージを大事にして欲しいですよね。


では作品についてはどうでしょうか?


『シックス・センス』でアカデミー賞で監督賞を受賞した『M・ナイト・シャマラン』(今壁紙にしている『レディ・イン・ザ・ウォーター』の監督でもあります。)は御存知ですか?

このインド人は『シックス・センス』で勝ち得た成功を餌に、数多くの観客を『だまし続けるペテン師なのです!』





映画:『ヴィレッジ』編



作品は中世のような情景を作りだして、古典的なミステリー作品を醸し出していますが、だまされてはいけません!一種のコメディ作品ですね。

『サイン』に比べれば幾分ましなストーリー展開なのですが、最後に訪れるオチがなんとも『ペテン師』らしく、私は素直に爆笑しました。

まったく真剣に演技をしていた出演者がこれほど惨めに感じる作品も珍しいと思います。

ある意味、俳優を騙して製作したじゃないかと思わせるほど、身勝手な結末です。



話が脇道に反れますが『アルマゲドン』のラストについては各国違う反応が出ているようですね。

日本では感動して涙を流す人が多かったみたいですが、ヨーロッパの人々は『アメリカ万歳!アメリカ最高!』の演出はかえって滑稽に見えるようで、会場では爆笑の渦だったそうです。




映画:『サイン』のケース


【映画史上最高額の値が付いた脚本は、公開直前までトップ・シークレットとして扱われ、結末には徹底した秘密主義が貫かれた】などとマスコミでも大きくとり上げられました。



もっとも、我々業界の中では公開前から『宇宙人』ネタだろとか、ミステリーサークルを作りに農家のおじいちゃんが忍び込んだな、とか完全にシリアス路線を外れた展開を期待していました。



案の定、作品の評価は低く、観客の期待を大幅に裏切る結果になりました。


農場のトウモロコシ畑に巨大なミステリー・サークルが出現した!!!・・・それはいったいなんの『サイン』なのか?

・・・・やっぱり・・・あれだ・・うちゅ・う・・・じ・・・・・・・請う御期待!


この作品の脚本史上最高額を受け取った『M・ナイト・シャマラン』はまさに映画界の『キング・オブ・ペテン師』だと私は思いました。


ポニーキャニオン
シックス・センス コレクターズ・エディション
¥ 3,299より
ポニーキャニオン
ヴィレッジ
¥ 1,180より
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
サイン ― コレクターズ・エディション
¥ 580より

DVDが発売されて10年近く経ちますが、喜ばしい出来事ばかり起きていた訳ではありません。
とりわけ映像の版権元やDVDの販売店を長年苦しめている存在があるのです、それは海外で違法製作されてる『海賊版DVD』です。



この『海賊版DVD』とは簡単に説明すると、版権元に無許可で映像を使用・販売される『違法DVD』の事を指します。



私もDVDの販売に携わる者として非常にこの『海賊版DVD』について興味があり情報を集めて見ました。

『海賊版DVD』は主に中国などに存在する違法業者が、版権元の許可を得ずに製作したDVDの事なのですが、これがまた驚くほどにマーケットの売れ筋を読んだ商品展開をしているから困ったものです。



【ケース1】

『LD』・『VCD』から『DVD』への違法コピー品


これは日本の市場にてDVD化がされていないタイトルを『LD』や『VCD』から違法コピーした物が主流となります。
海賊版の多くはTV-BOXなどの高価で長時間の収録タイトルに限定されており、日本人には『価格の安さ』と『LDやVCDに比べるとディスク枚数が少ない』と言う理由から違法と知りながらも買い求める人は多いみたいです。



通常で発売されれば5万~7万円ほどする商品が5千~8千円程度で販売されているようです。
確かに国内版のDVD-BOXは高いですよね、ですが『海賊版』の安値に騙されてはいけません!



あまり深く語る事は出来ませんが、『海賊版のDVD』はあたかも自分が製作したように自社のロゴを定期的に画面に表示させていますけど、映像の質も低くノイズや画像の乱れ・色のにじみなどが発生します。
また強引に収録時間を編集しているために、チャプター間に問題が発生する事もあり、手作りDVDの域を出ません。
さらにマスターが古く『LD』や『VCD』なので、国内正規品のDVDが発売されると、どうしても画質で劣る印象があり購買意欲が薄れるのです。



【ケース2】
『DVD』から『DVD 』へのコピー



正直これはかなり深刻な問題です。
違法業者は日本で販売されたDVDを元に『海賊版DVD』を簡単に製作してしまいます。
DVDがマスターだけあって【ケース1】で取り上げた商品と比べても格段に画質や音声が良くなっており、買い求める客は非常に多いと言えます。

ですがやはり、国内正規品と比較すると、ノイズ発生の頻度や不良品の発生する確率は高く、一種のギャンブルと言えよう。



このような『海賊版』の市場はDVDだけではありません、ブランド物の時計やバッグ・CD・超合金の玩具までも『海賊版』は存在しているのです。
昨今はオリンピックが開催する事もあって、中国もイメージアップのために不正業者を摘発しているようですが、未だにオークションに出品しているところを見ると完全に無くす事は無理なようですね。



最後に『版権』がらみで『海賊版の商品』より性質の悪い出来事が中国で起こっているので紹介しますね。
アニメの『クレヨンしんちゃん』は知っていますか?
実は『クレヨンしんちゃん』の正規の版権元が中国で商品展開が出来ないとの報道があり、理由聞いて呆れはてました。


本家の申請より早く『クレヨンしんちゃん』の『商標登録』をした業者がいるからだそうです。



これは単なる個人の問題ではなく、国家間の問題として取り上げるべきだと思います。
考えてみて下さい!何も権利の無い中国人が日本人の持つ知的財産で14億円も稼ぎをだしているのです。
表面化していない件数や、まだ発覚していない件数を含めたらとんでもない被害金額になるに違いありません。



それに先頃中国では、『日本のアニメーション』の放映に制限をつけたり『日本の化粧品を長年販売していたのに急に人体に有害だと発表して暴動が起こる』など明らかに政治的な圧力をかけてきています。
これは農作物の規制に対する報復行為と考えられていますが、どう考えても個人で対応できる範疇を超えています。



巨大な富みを生み出す日本の文化は毎日誕生しますがとても無防備ではありませんか?、ハイエナのように嗅ぎつけ商売の種にする外国人から権利を守る事ができるのでしょうか?
日本の文化はこれからさらに世界に向けて輸出されますが、このようなトラブルは中国に限らず起こりえる問題だと言えます。
まずは国内の違法な商品をさらに厳しく取り締まる事で、海外にいる違法業者に政府の決意を見せるべきではないでしょうか。


香港映画を語る上で外せないのが『武侠小説』ではないでしょうか?


アジア諸国ではまだまだ活字の文化は衰えておらず、特に『武侠小説』は年齢をとわずに楽しめる娯楽の一つとして非常に人気があります。
またその人気から中国のTV局では『武侠小説』のドラマ化が進み、同じ小説を題材にしたドラマが毎年のように製作されました。

実は数年前から日本でも『武侠小説』のブームは広まっており、『武侠小説』の二大巨頭の『金庸』・『古龍』の作品が書店で購入出来るまでに至ります。



私が『金庸』を知ったのは『チャウ・シンチー』主演の映画『鹿鼎記(ロイヤル・トランプ )』なのです。



作品はとても面白く少し調べてみると原作『金庸』とありましたので試しに購読してみました。
『金庸』は1995年に、現代中国の代表的な作家を選んだ『二十世紀中国文学大師文庫』で、魯迅、沈従文、巴金に続く、第4位に選出され世界にその名を轟かしました。
ちなみに1924年生まれの『金庸』は生存しており、その人気の高さが伺える出来事です。



個人的に『金庸』の作品は読み易く、活字が苦手な初心者にも勧める事が出来ますね。



『少林サッカー』でお馴染みの『チャウ・シンチー』は個人的に『金庸』と親交がある事でも有名であり、作品の随所に小説で目にした名前が登場します。

最近ですと『カンフーハッスル』の作中に6ヶ所、『金庸』の小説から引用された部分があるとして、『金庸』に版権使用料を払った事で話題になりました。



さらに『チャウ・シンチー』以外の監督にも数多く映像化されており、有名な作品を挙げると



監督:『 チン・シウトン 』 製作: 『 ツイ・ハーク 』
スウォーズマン 女神伝説の章〈ニューマスター版〉 』 (主演: 『ジェット・リー )


監督: 『 ウォン・カーウァイ』
『東邪西毒 楽園の瑕 (きず)』 (主演: 『レスリー・チャン』 )


監督: 『 チャン・イーモウ 』 アクション監督: 『 チン・シウトン』

英雄 ~HERO~ 通常版 (主演:『ジェット・リー』 )


監督: 『アン・リー』 アクション監督: 『ユエン・ウーピン 』
グリーン・デスティニー コレクターズ・エディション 』 (主演: 『チョウ・ユンファ』  )



など香港映画界を代表する面々が製作しています。



また非常に悲しい事ですが、映像としての武侠映画は『武侠小説』の決まり事に関しての説明を省いて製作されている事が多く、『武侠小説』を知らない観客に面白さが伝わらない事があります。


これまでも、これから先も『武侠映画』は製作され続けるでしょう。
数多くの作品を楽しむ為の入場券、それが『武侠小説』ではないでしょうか?


そこには我々日本人の知らない世界があり、映像では描ききれない面白さが存在するのです。



金 庸, 金 海南, 岡崎 由美
射雕英雄伝 〈1〉砂漠の覇者ジンギスカーン
¥ 238より
金 庸, 小島 瑞紀, 岡崎 由美
秘曲 笑傲江湖〈第1巻〉殺戮の序曲
     ¥ 688より
古 龍, 岡崎 由美
多情剣客無情剣〈上〉
¥ 900より

無名の役者が多く出演していながらその映像におけるインパクトの凄さで話題を集めた作品がありました『ファイナル・デスティネーション』です。


映画ファンが喜びそうな有名な俳優は出演していませんが、無名な俳優が演じる事で誰が死ぬのかまったく予想出来ない展開をうまく利用しています。



またストーリーを語る上で重要になる旅客機の爆破シーンは、充分に評価に値するクオリティーで再現されており、製作技術の高さを証明しました。



それもそのはずです、人気TVドラマ『Xファイル』の製作スタッフが製作に携わっていたのです。

そのせいか『Xファイル』に出演経験のある役者が3名ほど起用されていました。


さらに『Xファイル』の本編でも使用した、衝撃的な映像の数々はこの後の映画にも色濃く影響を及ぼしたと言えます。




顔を背けたくなるようなショッキングなシーンに加え、順番に”死”そのものがせまる恐怖感など見所満載です。

鬱陶しい気分を吹き飛ばしたい方は是非鑑賞して下さい。


ブエナビスタ・ホームエンターテイメント
ファイナル・デスティネーション 特別版
¥ 1,200より