映画
昨日は「ダークナイト ライジング」観てきました。
問答無用でお奨めです!
そして同時にどこをどう書いてもネタバレになりそうでうまく感想が書けなくて難儀!苦笑。
ともあれ、正義、罪、友情、裏切り、愛、憎しみ、怒り、挫折、不屈、信念…全てが渾然一体となって怒涛の様に雪崩れ込む作品でした。
微妙にネタバレ避けて書くと、セリーナ・カイルが何故劇中一度も「キャットウーマン」と呼ばれないのか(記事に"The Cat"記述はあった)、も彼女のシルエット、立ち位置、あのマシーンを駆る姿などを見ると色々な意味が垣間見えて面白い。
ダークナイト&(ヒース・レジャー氏の演じた)ジョーカーが凄すぎただけに、どう切り込んでくるのか?と心配もありましたが、ダークナイトとはまた違った方向性(実はビギンズが向かっていた方向性?)での展開であったりベインが原典の良さを活かしつつ、より凶悪かつ深みのある存在になっていて納得。
ちなみに、ジョーカーとベインって原典ではバットマンにとってどんな存在だったか、というのをわかりやすく説明すると、ウルトラマンに例えるならばジョーカーはバルタン星人、ベインはゼットンと思えば何となく伝わるかと
…いや、だからといってアズラエルはゾフィーにはなり得ませんから!(謎)
(アズラエルはどっちかというとイーヴィルティガだよなぁ)
これから観る方は前作ダークナイトも勿論ですが、第一作のバットマンビギンズを観なおして置く事を推奨しておきます。
や、ビギンズ自体は実はそこまで滅茶苦茶面白い!って作品ではなかったのですが。
事前に観なおして、更にライジング観た後だと色々印象が変わるかと思います。
「バットマンの最後」というのは既に何作かコミックでも描かれていますが、個人的には今回のダークナイトライジングの結末が一番好み。
それはある人物の夢見たささやかな未来であったり、かつて魂を救われた者から救った者への救済であったり。
で、今日は遅番勤務前に「特命戦隊ゴーバスターズ THE MOVIE 東京エネタワーを守れ!」「仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!」観てきました。
どちらもここまでの集大成、と言える内容。
特にフォーゼは実質「もうひとつの最終回」でした。
ゴーバスターズはTVシリーズの良い部分、基本設定を最大限活かしつつ、劇場版に相応しい見せ場が盛り込まれた内容。
TVシリーズの基本設定の中でよく言われてきたあの設定を活かした戦い、が実践されるのも見所。
ゴーバスターズの三人はウィークポイントを持っていて、劇場版でもそのウィークポイントによって窮地を迎える場面がありますが、今まで戦隊の中でも意外に描かれなかった戦隊メンバー一人を多くの戦闘員が囲んで集団リンチ、という状況は思っていた以上に痛々しく、多用しないほうが良い画と実感しました。
内容はTVシリーズの初期のハードな部分よりも陣参戦以降の雰囲気。これは映画として正解。
司令室の三人も良い描かれ方をしています。私服が見れる2人や、あの人の意外な一面だったり。
ラストのオチからのエンドロール時の映像は本来あるべき形での運用方法、素顔が描かれてて◎。
劇場版ではいつも以上にハッスルするエンターも大きな見所。
特にレッドバスターの乗るゴーバスターエースとエンターが駆るメガゾードεの激突はベタながらも燃える展開。
ゲストのエネたんも狙い通り、とはいえ可愛い。
守るべき舞台を旬のスカイツリーではなく、東京タワーにしたのも大正解。
主に巨大戦での画面的なものもそうですし、エンドロールの映像なども含めて東京タワーだったからこそ、の味わい。
舞台が東京タワーである事もそうですが、スチームロイドに大ダメージを与えた戦法もどこかゴーバスターズの目指すスパイアクションが=理詰めでリアル、ではなく血の通った人間の知恵と信頼する存在(仲間、相棒)との連携が生み出す戦術、という事を感じさせてくれて好印象。
劇場版でもある意味大活躍(笑)だったJさんですが、来月のテレマガ付録DVDでは本領発揮の大活躍の模様。
本当にこの人、今までにないくらい「自由」なキャラ過ぎるな!
「特命戦隊ゴーバスターズVSビートバスターVS J」予告
そして劇場版フォーゼ。TVシリーズではどうしても物語を締めくくる最終回でなければならない部分がありますが、今回の劇場版は物語の締めくくりとしてではなく、仮面ライダー部として、そして弦太郎が繋げた友情とはどういうものだったのか、を描いた総決算であり集大成。
間違いなくこれも最終回。
監督が坂本監督なので、アクションについてはいつもの坂本監督の良さが炸裂=ゲストの女性キャラクターのアクション、その絵の映え方のこだわりも並々ならざる気合が入ってて凄い。
あと40個のスイッチ全部の機能を次々に見せるバトルは凄い密度で目や思考が追いつくのが大変なほど。
個人的には、あのゲストキャラクターが弦太郎によって救われたのはオリジナルでは救われなかった部分が救われた様にも見えて、本当に嬉しかったです。
あとキョーダインは原典を尊重した部分が事前の想像を遥かに超える程多く、そんな所やその台詞もやるの?と感心させられたり。
ゲストキャラ、インガ・ブリンク(ガブリンクイーン)はブラックナイトと行動を共にしてるのも良かったです。
お姫様抱っこも良し。
流星と同じ流派という「星心大輪拳」は同じ宇宙・拳法ライダーのスーパー1の「赤心少林拳」のリスペクトも感じられて良。
せっかくならガブリン登場のBGMとして御馴染みの「禿山の一夜」もどこかで流して欲しかった…。
TVに先駆けて登場する仮面ライダーウィザード。
その戦い方や人物の人となりなんかも見られました。
仮面ライダーを名乗る由来、はここからになるのかな?
前面に配されてるクリスタルの反射率が強く、もしかしたらゴーバスターズのゴーグル部みたいに撮影スタッフが映り込んだりしそうでちょっと心配?
平成ライダー第二期シリーズ劇場版ではもはや定番となった財団X。
今回、その幹部役に成嶋涼氏(旧芸名・早瀬恵子氏)が配されたのも良し。アクションまで見られて嬉しい限り。
クライマックスでの走るライダー部、そして弦太郎とダチになった人たちの全員再登場はTVでは尺的にも展開的にも条件的にも難しそうな部分だっただけに、劇場版で実現されたのは本当に良かった。
TVでは救われてたのか描かれてなかった人たちもちゃんと救われてたのがわかるのも嬉しい。
また、ダチになったかよくわからない人たちも助っ人参戦、笑。
それはまあいいとして、最後の最後に意外な人物も参戦。
この人については、TVシリーズの終盤にその真意が描かれるのかも?
フォーゼはTV本編がのこり4話「天・秤・離・反」、「孤・高・射・手」、「親・友・別・離」、「青・春・銀・河」になりますが、劇場版はこの中で描ききれない、納まりきれないであろうフォーゼという物語の終着点を完成させる重大な内容だったと思います。
フォーゼのTVシリーズが好きな人は絶対観た方がいいかと。
問答無用でお奨めです!
そして同時にどこをどう書いてもネタバレになりそうでうまく感想が書けなくて難儀!苦笑。
ともあれ、正義、罪、友情、裏切り、愛、憎しみ、怒り、挫折、不屈、信念…全てが渾然一体となって怒涛の様に雪崩れ込む作品でした。
微妙にネタバレ避けて書くと、セリーナ・カイルが何故劇中一度も「キャットウーマン」と呼ばれないのか(記事に"The Cat"記述はあった)、も彼女のシルエット、立ち位置、あのマシーンを駆る姿などを見ると色々な意味が垣間見えて面白い。
ダークナイト&(ヒース・レジャー氏の演じた)ジョーカーが凄すぎただけに、どう切り込んでくるのか?と心配もありましたが、ダークナイトとはまた違った方向性(実はビギンズが向かっていた方向性?)での展開であったりベインが原典の良さを活かしつつ、より凶悪かつ深みのある存在になっていて納得。
ちなみに、ジョーカーとベインって原典ではバットマンにとってどんな存在だったか、というのをわかりやすく説明すると、ウルトラマンに例えるならばジョーカーはバルタン星人、ベインはゼットンと思えば何となく伝わるかと
…いや、だからといってアズラエルはゾフィーにはなり得ませんから!(謎)
(アズラエルはどっちかというとイーヴィルティガだよなぁ)
これから観る方は前作ダークナイトも勿論ですが、第一作のバットマンビギンズを観なおして置く事を推奨しておきます。
や、ビギンズ自体は実はそこまで滅茶苦茶面白い!って作品ではなかったのですが。
事前に観なおして、更にライジング観た後だと色々印象が変わるかと思います。
「バットマンの最後」というのは既に何作かコミックでも描かれていますが、個人的には今回のダークナイトライジングの結末が一番好み。
それはある人物の夢見たささやかな未来であったり、かつて魂を救われた者から救った者への救済であったり。
で、今日は遅番勤務前に「特命戦隊ゴーバスターズ THE MOVIE 東京エネタワーを守れ!」「仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!」観てきました。
どちらもここまでの集大成、と言える内容。
特にフォーゼは実質「もうひとつの最終回」でした。
ゴーバスターズはTVシリーズの良い部分、基本設定を最大限活かしつつ、劇場版に相応しい見せ場が盛り込まれた内容。
TVシリーズの基本設定の中でよく言われてきたあの設定を活かした戦い、が実践されるのも見所。
ゴーバスターズの三人はウィークポイントを持っていて、劇場版でもそのウィークポイントによって窮地を迎える場面がありますが、今まで戦隊の中でも意外に描かれなかった戦隊メンバー一人を多くの戦闘員が囲んで集団リンチ、という状況は思っていた以上に痛々しく、多用しないほうが良い画と実感しました。
内容はTVシリーズの初期のハードな部分よりも陣参戦以降の雰囲気。これは映画として正解。
司令室の三人も良い描かれ方をしています。私服が見れる2人や、あの人の意外な一面だったり。
ラストのオチからのエンドロール時の映像は本来あるべき形での運用方法、素顔が描かれてて◎。
劇場版ではいつも以上にハッスルするエンターも大きな見所。
特にレッドバスターの乗るゴーバスターエースとエンターが駆るメガゾードεの激突はベタながらも燃える展開。
ゲストのエネたんも狙い通り、とはいえ可愛い。
守るべき舞台を旬のスカイツリーではなく、東京タワーにしたのも大正解。
主に巨大戦での画面的なものもそうですし、エンドロールの映像なども含めて東京タワーだったからこそ、の味わい。
舞台が東京タワーである事もそうですが、スチームロイドに大ダメージを与えた戦法もどこかゴーバスターズの目指すスパイアクションが=理詰めでリアル、ではなく血の通った人間の知恵と信頼する存在(仲間、相棒)との連携が生み出す戦術、という事を感じさせてくれて好印象。
劇場版でもある意味大活躍(笑)だったJさんですが、来月のテレマガ付録DVDでは本領発揮の大活躍の模様。
本当にこの人、今までにないくらい「自由」なキャラ過ぎるな!
「特命戦隊ゴーバスターズVSビートバスターVS J」予告
そして劇場版フォーゼ。TVシリーズではどうしても物語を締めくくる最終回でなければならない部分がありますが、今回の劇場版は物語の締めくくりとしてではなく、仮面ライダー部として、そして弦太郎が繋げた友情とはどういうものだったのか、を描いた総決算であり集大成。
間違いなくこれも最終回。
監督が坂本監督なので、アクションについてはいつもの坂本監督の良さが炸裂=ゲストの女性キャラクターのアクション、その絵の映え方のこだわりも並々ならざる気合が入ってて凄い。
あと40個のスイッチ全部の機能を次々に見せるバトルは凄い密度で目や思考が追いつくのが大変なほど。
個人的には、あのゲストキャラクターが弦太郎によって救われたのはオリジナルでは救われなかった部分が救われた様にも見えて、本当に嬉しかったです。
あとキョーダインは原典を尊重した部分が事前の想像を遥かに超える程多く、そんな所やその台詞もやるの?と感心させられたり。
ゲストキャラ、インガ・ブリンク(ガブリンクイーン)はブラックナイトと行動を共にしてるのも良かったです。
お姫様抱っこも良し。
流星と同じ流派という「星心大輪拳」は同じ宇宙・拳法ライダーのスーパー1の「赤心少林拳」のリスペクトも感じられて良。
せっかくならガブリン登場のBGMとして御馴染みの「禿山の一夜」もどこかで流して欲しかった…。
TVに先駆けて登場する仮面ライダーウィザード。
その戦い方や人物の人となりなんかも見られました。
仮面ライダーを名乗る由来、はここからになるのかな?
前面に配されてるクリスタルの反射率が強く、もしかしたらゴーバスターズのゴーグル部みたいに撮影スタッフが映り込んだりしそうでちょっと心配?
平成ライダー第二期シリーズ劇場版ではもはや定番となった財団X。
今回、その幹部役に成嶋涼氏(旧芸名・早瀬恵子氏)が配されたのも良し。アクションまで見られて嬉しい限り。
クライマックスでの走るライダー部、そして弦太郎とダチになった人たちの全員再登場はTVでは尺的にも展開的にも条件的にも難しそうな部分だっただけに、劇場版で実現されたのは本当に良かった。
TVでは救われてたのか描かれてなかった人たちもちゃんと救われてたのがわかるのも嬉しい。
また、ダチになったかよくわからない人たちも助っ人参戦、笑。
それはまあいいとして、最後の最後に意外な人物も参戦。
この人については、TVシリーズの終盤にその真意が描かれるのかも?
フォーゼはTV本編がのこり4話「天・秤・離・反」、「孤・高・射・手」、「親・友・別・離」、「青・春・銀・河」になりますが、劇場版はこの中で描ききれない、納まりきれないであろうフォーゼという物語の終着点を完成させる重大な内容だったと思います。
フォーゼのTVシリーズが好きな人は絶対観た方がいいかと。