甲虫 | Freedom is the right of all sentient beings.

甲虫

最近は主にツイッターの方で色々感想とか主に書いててこっちを放置気味ですが、どっこい生きてますよ。
ちょっと花粉症が出てきてますけど。

「映画ドラえもん のび太と奇跡の島 アニマルアドベンチャー」公開初日に観てきました。

Freedom is the right of all sentient beings.

感想。
一言で言うと大長編ドラと劇場版ポケモンと劇場版クレしんを混ぜて、少しムシキングをトッピングした様な作品でした。
去年ほどの当たりではないですが、一昨年程酷くもないです。
ファミリー向けとしては安心して観れる感じ。

とりあえず、映画観た後劇場を出て欲しくなるグッズはゴンスケでもクラージョでもなくカブ太(カブトムシ)だとは思いました。一個も商品ないけど。
自分は自宅にあるムシキングのアクションフィギュアがあるからいいか、と思いましたが。
普通にカブトムシねだられる親御さんも多そう。

ちょっと突っ込んだ感想。
大長編ドラでは子供たちだけの秘密の冒険、という要素が強いので今まであまり大きくフィーチャーされてこなかった親子の絆をクローズアップしてきた感じで、ファミリー層には受けが良いのではないでしょうか。
話自体も割とシンプルでわかりやすいです。
まあシンプルといっても、よくよく考えると絶滅動物達の保護区であるベレーガモンド島は6500万年前の隕石で出来た島で未来の世界に存在してる事になってますが、じゃ現在ではどうなってるの?とかロッコロ族って何?とかの矛盾点は多々出てきますが。
そこは突っ込んだら駄目なんでしょうね。

あと今回ゲストキャラクターは女性キャラが多いのですが、どれもこれもしずかちゃん顔の延長にある様な顔立ちになってしまってる印象。
ケリー博士も設定の一枚絵だと大人になった星野スミレに近い顔立ちに見えましたが、劇中だとやっぱりしずかちゃんっぽい顔の印象が強かったです。

なんか所々、止め絵使用してたのですが、使いどころがなんか微妙な印象。
止め絵は効果的に使えば、強烈な印象や想像を掻き立ててくれる演出ですが、さじ加減や使いどころをちゃんと計れないとあまり多用しない方が良いのでは、と思います。

良いな、と思った部分もあります。
割と恒例になってる前作とのリンク部分ではのび太の部屋にザンダクロスのポスターやおもちゃがあったり、ちゃんと「1年前に買った」と触れられる金魚が出てきたりします。
あとタイム電話でドラミからの着信音は一瞬しか流れませんが「ドラミちゃんの絵かきうた」のイントロアレンジでした。
ドラミは前作ほど出番が無い訳ではないですが、冒頭の一連のシーンのみ。
無理に出さなくても成立はする、近年の何時もの感じの扱い。
まあドラミちゃんが本編にがっつり絡むと優秀すぎるから反則になる気がしますしね。
(それ故魔界大冒険は特別。人魚大海戦は…まあ、あんな感じならいいか?)
ゴンスケは、ゴンスケらしい活躍…流石にがめつい部分は出されてませんが。
彼のいい加減な行動がある重要な部分の発端にはなっています。
クラージョは、添え物感強し。マスコットキャラとして以上の活躍はない印象。

挿入歌の「キミのひかり」は2度使われますが最初の方は良い感じですが、2度目の方はちょっと如何にも「感動させよう」感のある過剰な演出・蛇足感のある使われ方をしていて勿体無い感じ。
エンディングの「生きてる生きてく」は曲が近年の映画ドラにはなかったアップテンポな曲で尚且つ歌詞も本編にリンク&ドラ誕生まであと100年、という部分にがっちり絡んだ素晴らしい曲。エンドロールも折角だからそれに合わせた絵でもよかった気がします。

恒例になった来年の映画の告知、あまりネタバレしてもいけないので細かい事は書きませんが少なくとも見た感じだと過去の大長編作品のリメイクではなさそう。
キーポイントとなるであろう、ひみつ道具ははっきり出てきます。

さて、3月16日は「祝!ドラえもん 誕生100年前xクレヨンしんちゃん 映画20周年 Wアニバーサリー 春のアニメ祭」で新・鉄人兵団がいよいよ地上波初放送です。
http://www.tv-asahi.co.jp/doraemon/contents/topics/backnumber/0309/top.html#b
「映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団~はばたけ天使たち~」、
長らく映画版、あるいは現行TVアニメ版のドラえもんを観ていないという人には特に観てほしい傑作です。
未見の方はこの機会に是非!!

ローソンで開催されていたドラえもんキャンペーン。
一番くじのラストワン賞の「どこでもドアクッション」を入手出来ました。
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一番くじの景品自体で今回一番欲しかったタイムふろしきバンダナは無難にオークションで格安入手してみたり。
実用と保存用で2枚入手しましたが、これならもっと予備があってもいいな。

他に玩具とか本も相変わらず買ってます。
S.H,フィギュアーツのスカイハイはお世話になってるお店で今回確保できなかったので発売当日並びましたが、事前に今までのデータや傾向から予測して、あまり人が集まらないお店を狙ってみました。
ついでに今後の為に多分行列が出来てあるであろうお店の状況なども先に確認・下見してきて目的のお店には開店30分前に到着。
それでも案の定、予想的中で余裕で買えました。
(とはいえ開店前に並んだ分できっちり入荷分は全部売れてましたが)
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しかも結果的にはどこのお店よりも安く買えた様です。
結果オーライ!

大石まさる先生の「タイニープリニウス」「稲田小鬼物語」購読。
Freedom is the right of all sentient beings.
この2作品は同時連載されていて、コミックスも同時刊行されましたが作品の方向性やタッチの違いも面白い。
しかもどちらもちゃんと大石まんが、として素晴らしい出来。
新連載の「カラメルキッチュ遊撃隊」もSFジュブナイルという事で間違いなく面白そう、期待!