ウクライナ情勢が混迷を極める中、イスラエルとパレスチナ勢力との間でも戦争が勃発した。このような緊張は、今後世界中に伝染していくと予想される。それが火力戦であれ冷戦であれ、第三次世界大戦はすでに始まっていると考えるべきだろう。
日本がいかに声高に平和を唱えたところで、ここまで分断された世界において正義など幻想である。ただあるのは個々の勢力の利益だけだ。ならば私たちは私たちにとっての利益を、日本にとっての利益、そして西側諸国にとっての利益を、不当な侵害から守るために実践を伴った努力をするべきではないだろうか。