近年、中東サッカーが大盛況を見せている。昨年カタールにおいて、費用28兆円という破格の規模でW杯が開催されたのは記憶に新しい。さらにサウジアラビアリーグは潤沢な資金に物を言わせて、世界中のスター選手を次々に爆買いしているのだ。
ではなぜ今、中東経済は華々しく台頭したのだろうか。あくまで憶測だが、それは世界的な経済衰退の影響ではないか。米国、欧州、中国、日本といった世界経済を牽引していた国々が総倒れとなり、その結果として中東の産油国が最も好況に見えているのだろう。いよいよインドの経済覇権は待ったなしなのか。