今日の日記は、少々過激な物言いになってしまうことをどうかご容赦願いたい。尖閣諸島周辺における中国の軍事挑発が、年々悪質性を増している。事態はメディアの報道よりも遥かに深刻だ。ではもし自衛隊と中国軍が戦ったら、一体どちらが勝つのだろうか。とある政治・軍事系YouTuberさんの意見を踏まえた上で、ここでは俺なりに考察していきたい。
まず結論から言うと、残念ながら日本の勝機は非常に薄いとせざるを得ない。自衛隊と中国軍では、軍事費や兵役者数、戦車数や戦艦数、戦闘機数において数倍から10倍以上もの開きがある。これだけでも日本が大劣勢に立たされることは必至なのだが、輪をかけて厄介なことに、自衛隊が防衛行動を取る為にはいちいち国会と閣議の承認を得なければならないのだ。これはウサギとカメの競走において、カメがウサギの前を走ってはならないという縛りを自らに設けているようなものである。日本が自国の領土を守ることにさえ、このように消極的で主体性に欠く姿勢を取り続けるならば、アメリカやカナダやイギリス、オーストラリアやニュージーランドやインドといった同盟国が介入しても、その効果は極めて限定的なものになってしまうのではないか。
中国経済のピークは2035年と言われている。そしてそれ以降は国力が衰退し、アメリカ陣営に対抗するだけの軍事力を保てなくなる。つまり日本にとって今後10年が正念場であり、その間に中国の猛攻を凌ぎきれば、とりあえず日本の領土安全は約束されるのだ。今こそ戦力不保持などという絵に描いた餅を崇めるのをやめ、私たち国民一人ひとりが現実に迫り来る脅威に目を背けずにしっかりと向き合うべきではないだろうか。