ジャニー喜多川氏が死去!!ジャニーズ帝国の隆盛と崩壊!! | まきしま日記~イルカは空想家~

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解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血のため先月18日から入院中であったジャニーズ事務所代表取締役社長のジャニー喜多川氏が、9日午後4時47分、87歳で亡くなった。日本のエンターテイメント界は一つの大きな時代の終焉を迎えた。

今思えば、平成の30年間はジャニーズの隆盛の時代であった。1991年SMAPデビュー、1999年嵐デビュー。この2組を柱に数多のジャニーズグループがメディアを席巻。男性アイドル市場はジャニーズの寡占状態となり、ジャニーズは吉本興業を凌ぐ業界最大勢力として芸能界の頂点に君臨し続けた。しかし平成が終わりに近づくと、難攻不落を誇っていたジャニーズの牙城は音を立てて崩れていく。2016年SMAP解散、2017年嵐活動休止宣言。2枚看板を失ったジャニーズの崩壊はとどまるところを知らず、TOKIO山口、KAT-TUN田中、田口の不祥事、相次ぐジャニーズメンバーのグループ脱退など、まるで令和の新時代に後進に覇を明け渡すかのようにジャニーズはどこまでも失墜していった。

ジャニーズ帝国の絶対君主であるジャニー喜多川氏の逝去により、ジャニーズは復権の兆しを見せるのか、それとも完全に空中分解してしまうのか。いずれにせよ、氏はさぞかし失意の死であったに違いない。ジャニー喜多川氏については生前、良からぬ評も多々耳にしていたが、ともあれ今は冥福を祈る次第である。