凛と咲く娼婦のようにたとえ枯れて朽ち果てて この手の平には何も無くても 凛と咲く娼婦のように どこまでも気高く私は生きたい 誰からも見向かれず 決して誰からも求められず それでも自分を哀れまず 蔑まれることを良しとはせず 癒えることのない傷跡を 舌でなぞっては笑ってみせる 凍るような眼光は闇夜を射抜き ただ誇らしげに無垢な身体を晒し たとえ枯れて朽ち果てて この手の平には何も無くても 凛と咲く娼婦のように どこまでも気高く私は生きたい