本当の酒好きとは、酒を冷やさず常温でいただくものなのか!? | まきしま日記~イルカは空想家~

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ちゃんと自分にお疲れさま。

お子様舌の俺は、酒があまり好きではない。例えば俺は飲み会や一人居酒屋では中ジョッキを駆け付け3杯、その後は白ワインをチビチビと飲んで過ごすのだが、それは場の雰囲気に合わせたパフォーマンスに過ぎない。言うなればコーラをジョッキ3杯、その後にグレープジュースを少しずつ舐めるのに代替する行為だ。俺が酒を酒として味わったことは恐らく一度もない。

そんな俺にはどうしても分からないことがある。「本当の酒好きとは、酒を冷やさず常温でいただくものなのか」。例えば日本酒通の人は日本酒を、ワイン通の人はワインを冷やすことなくボトルから開けてそのまま常温で飲んでいる。これが俺には全く理解できない。例えば常温の炭酸飲料、常温の果汁飲料、そして常温のコーヒー飲料、言わずもがなこれらは罰ゲーム的に不味い。飲みものを冷やさず常温で飲むという行為、それはアルコールの有無に関わらず俺の中では考えられない。

まあそれが日本酒やワインならば、通には通のこだわりがあるのかと、かろうじて溜飲も下せるというもの。しかし俺が逆立ちしても解せないのが、本場ドイツではビールまで常温で飲んでいるということだ。上述の通りビールの味にこだわりなどないが、それでもビールだけはキンキンに冷えていてナンボではないのか。常温のぬるいビール、想像しただけで悪酔いしそうだ。やはり本物の酒飲みの嗜好とは、到底俺が計り知れるものではない。