もしも来世で早稲田大学を受験するとしたら、俺は絶対に数学選択などという無謀な真似はしない!! | まきしま日記~イルカは空想家~

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ちゃんと自分にお疲れさま。

これまで何度か書いた通り、最近俺は暇な時間を見つけては、Youtubeに挙げられた過去の大学入試数学問題を解いている。おかげですっかり寝不足だ、下手なネトゲよりタチが悪い。前に日記で数学永久封印宣言をしたような気もするが、もう忘れた。

そんな俺だが、ここへ来て入試数学への取り組み方がいささかゲーム性を帯びてきた。YouTubeで「大学入試数学」と検索すると、過去のあらゆる大学の入試数学問題が何十問とピックアップされる。問題数で言うと東大や京大といった最難関大学の過去問が圧倒的に多いのだが、最近徐々に高校時代の数学を思い出し問題が解けるようになり、完全に調子に乗った俺は思った。「どうせならそれぞれの大学につき、最低1問は完全解答してやろう」。こうしてこれまでに東大、京大、一橋大、北大、阪大、神戸大、広島大、九大、慶応大、上智大、明治大、立教大、同志社大をコンプリート。気分はさながら後漢末の武将勢力を次々と制圧していく、三国志序盤の奸雄曹操の如しである。 

そして俺は今、早稲田大学に集中攻勢をかけて挑んでいる。けれどこれが大苦戦、全く完答出来ない。いや正直に言うと、これまで早稲田の入試数学3、4問に挑戦して、いまだ半答さえ取れていないのだ。基本的に私大の数学は解答の方針自体は立てやすいが計算量がえげつないという特徴があるのだが、早稲田大学に関して言うならば取っ掛かりからして掴めない。文字通り、初手で詰むのだ。一体どうなってんだ。早稲田が私学の雄だということは誰もが知るところ、しかし数学の雄だなんて話は聞いたことがない。

実を言うと、俺は早稲田大学を少々甘く見ていた。というのも、今でもよく会う地元の友人2人が早稲田卒であり、中学の時点で彼らより俺の方が成績で勝っていたからである。しかし俺は固く心に誓った。「もしも来世で早稲田大学を受験するとしたら、俺は絶対に数学選択などという無謀な真似はしない。それこそ聖徳太子の髭の白髪の本数まで日本史を叩き込んで受験してやる。何浪かけてでもな」。

逆に俺が、絶対に挑みたくないのが日本大学の入試数学である。なぜなら俺は日大経済学部卒、実際に20年前に数学選択で受験して受かっているからだ。「もし今日大の数学を解いてみて、それで全く出来なかったらどうすんだよ。ガチで凹むわ」。前にも書いたことだが、知力にせよ体力にせよ、自分の加齢による衰えをまざまざと見せつけられたくはないものである。