なぜラーメンを食べると太るのか!?最大の問題はカロリー量ではなく塩分量である!! | まきしま日記~イルカは空想家~

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ちゃんと自分にお疲れさま。

赤信号の時に道路を渡ってはいけない、くらい当たり前のことを言う。ダイエット中にラーメンを食べてはいけない。

先日俺は、ダイエットに挑戦した。別に太った訳ではないが、身長177cmに対して72kgあった体重を、夏に向けて60kg台にまで絞り込もうという算段であった。そのつもりだったのだ。

俺の年齢37歳と身長177cmから導き出される1日の標準摂取カロリーは約2300kcal。これに対し俺は食事を徹底的にカロリー計算、1日1800kcalに抑えていた。その結果、1週間で2kgの体重減に成功。ところが完全に油断した俺は2日連続でラーメンを食べてしまった。それでしっかり2kgリバウンドしてしまったのだ。

では、なぜラーメンを食べると太るのか。

(1)当然考えられるのはカロリーの問題だ。しかし俺もそれを考えずに食うほど馬鹿ではない。ラーメン1杯のカロリーはおよそ800~900kcal。そこまで破壊的な数字ではないのだ。(ちなみに大抵のチェーン店では、事前にネットでメニュー毎のカロリーがリサーチ可能である)1日のうち他2食をセーブすれば、十分に許容されるカロリー量と言って良いだろう。

(2)むしろ最大の問題は、ラーメンのカロリー量ではなく塩分量である。ラーメン1杯に含まれる塩分はおよそ8~10g、それだけで成人男性の1日の標準塩分摂取量10gを満たしてしまう。これが俺にとって完全に計算外だったのだ。体内が塩分過多になると、体が細胞内の塩分濃度を一定に保つために大量の水分を溜め込む。つまり塩辛さに喉が渇いて水をガブガブ飲んでも、それが尿や汗として排出されないのだ。そして顔はパンパンにむくみ、腹は水太りするのである。

ちなみに俺は塩分大好きおじさんだ。それも日頃は我慢している。本当は梅干しやお新香が大好物だし、さらに言うとトマトにこれでもかというくらい塩をかけて丸かじりするのも好きである。

塩分自体のカロリーはゼロ、当然水もカロリーゼロ。こっちは毎日必死に糖分や油分を控えているのだ。塩分くらい好きに摂らせてほしいとも思うのだが、やはりダイエットの道は長く険しいものだ。

ただしである。それでも腹を括ってラーメンを食うと決めたのなら、中途半端にスープだけ残したりはせず、どんぶりの底まで飲み干してほしい。それが店に対する、いや食の文化と伝統に対する礼儀であろう。