ドイツ社の日本人蔑視CMに韓国人から苦情殺到!? | まきしま日記~イルカは空想家~

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ちゃんと自分にお疲れさま。

ドイツで東洋人蔑視CMが話題になっている。

独ホルンバッハ社が制作したテレビCMにおいて、日本人女性がドイツの白人男性の下着の匂いを嗅いで恍惚となっているシーンが描かれているのだ。このCMに「東洋人差別だ」と真っ先に食ってかかったのが意外にも韓国人だ。これら一部視聴者からの非難が殺到したことにより同CMは現在では放送中止となっているが、ホルンバッハ社は日本人と韓国人の区別を曖昧にしか認識せず、結局主な苦情主は日本人ということになってしまったらしい。

このニュースを聞き、俺はなんだか虚しさで笑いが込み上げてきた。周知の通り、現在日本と韓国の関係は戦後最悪と言われ、韓国人は反日を、日本人は嫌韓をそれこそ地球を二分する勢いで叫んでいる。しかし世界のほとんどの地域では極東アジアなど番外地として一括り、日韓のわだかまりは全く知られていないか、知られていたとしてもせいぜい”兄弟喧嘩”くらいにしか受け止められていないだろう。従って日韓言論紛争が世界のトップニュースに轟くことも、ましてやそれにより第3次世界大戦が勃発することも断じてない。我々が興じているのはそれほどまでに小っぽけな”口喧嘩”なのだ。

だからと言って別に、日本と韓国に今すぐ喧嘩をやめて仲良くしろと言っている訳ではない。ていうか、それが出来るくらいならとっくに日本側から申し出ている。しかし少なくとも両国民は、グローバル的視点から見た時に自分たちがいかに不毛な争いをしているかくらいは自覚すべきだろう。