a place never rising sun青く光る月明かりが 煌々と照らす見知らぬ浜辺 私はひとり歩いていた 何も求めず 求められることもなく きらり輝く小さな貝殻 そっと両手ですくい上げた だけど私の掌は小さくて 砂は残らず指からこぼれ落ちていく どれだけのものを諦めて 私はここにいるのだろう ねえ あとどれくらい諦めれば 私は5cmだけ前に進めるの 青く光る月明かりが 煌々と照らす見知らぬ浜辺 目を閉じて もう眠ってしまえばいい それは永遠に朝の訪れぬ場所