これは俺がジャーナリストでも何でもないただの一介の趣味ブロガーだから仕方ないことなのかも知れないが、ブログに記事を書く際、どうしてもネットニュースなどの知識のみに寄り勝ちになってしまう。そこに実体験は一切伴わない。
例えば現在、日韓関係は1965年国交樹立以来最悪と言われている。慰安婦問題、徴用工問題に基づく日本企業の資産差し押さえ、レーダー照射問題、etc。これらのニュースを受けて俺も幾度となくブログに韓国の批判記事を書いてきた。
しかししばしばソウルでの反日デモ行進の映像を見てきたが、デモ隊の人数はせいぜい500人～1000人程度、しかも大抵毎回同じ団体と聞き及ぶ。韓国国民5000万人の0.01%にも満たない数、果たしてそれを以て韓国全体の民意と呼べるのか。仮に俺が韓国に行ったとして、本当に日本人というだけで一般国民から不当に理不尽な扱いを受けるのだろうか。韓国人に伝統的に日本に対する悪感情があったとして、けれど大多数はそれを胸にしまい、政府の扇動と一部の過激派の行動に眉をひそめる傍観者なのではないか。
逆もまた然りだ。日米の同盟関係はかつてないほどに強固なものになったとされているが、仮に俺がアメリカに行ったとして、果たして本当に日本人ということで一般市民から友好的な待遇を受けるのか。それこそ甚だ怪しいものだ。