先日ネットのAbemaTVにて、『全日本パリピ選手権』なる愚行これ極まれりといった企画がやっていた。クラブを貸し切って女は半裸、男は奇怪な衣装でシャンパン片手に「ウェーイ」とドンチャン騒ぎ。
「馬鹿だ…」。俺は日大卒、少なくとも学力に関してあまり大きいことは言えないのだが、たとえそこに早大卒がいても慶大卒がいても国立大卒がいたとしても、「馬鹿だ…これから間違いなく日本を駄目にする、掛け値なしの馬鹿だ…」。
さて、学生時代誰もがお世話になった、そしてもう二度と世話になりたくないであろう学力評価指数に「偏差値」がある。偏差値の算出式は以下の通り。
偏差値=50+100(得点-平均点)÷標準偏差
そして学力偏差値から横流し的に「顔偏差値」という失礼極まりない概念まで定着しつつあるが、俺はそこに新たな評価指数を提唱したい。ズバリ「素行偏差値」である。
素行偏差値とは文字通り日頃の行いの良し悪しを数値化したものである。例えば俺まきしまはちょうど50…とは言えないだろう。なぜなら俺はしょっちゅう車を運転していて路上でトラブル、喧嘩ばかりしているからである。恐らく俺の素行偏差値は40といったところだろう。
そして『全日本パリピ選手権』に出てくるような馬鹿は素行偏差値30。彼らより下は果たしているのか。いるだろうよ、刑務所にワンサカと。
では逆に素行偏差値70とはどのような人を指すのだろうか。性格は品行方正、酒もタバコもギャンブルもやらず、会社での勤務態度は至って真面目で良好、家に帰れば優しく頼もしい良き父良き夫…
なんだか息が詰まりそうである。恐らく素行偏差値60~65くらいがちょうど良いのであろう。