国際社会に対し、日本はもう少しだけ疑心や打算を以て臨んでも良いのではないか!? | まきしま日記~イルカは空想家~

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ちゃんと自分にお疲れさま。

日本人は良くも悪くもお人好しだ。日本で財布を落としても「誰かが交番に届けてくれるだろう」、そして交番に行けば本当に財布が届いている。それはもちろん日本人の最たる美徳なのだが、そうとばかりも言っていられないのが国際政治だ。


例えば中国人であればこう考えるだろう、「相手は自分を害すだろう、ならば先に自分が相手を害す」。そして中国は周辺国を軍事的・経済的に威嚇し、他国の批難をものともしないアジアの超大国にのし上がった。一方日本人はこう考える、「自分が相手を敬えば、相手も自分を敬ってくれるだろう」、その結果が例えば隣国・韓国だ。朝鮮戦争後最貧国であった韓国に日本は数十兆円を無償で支援、そして日本は世界一の反日国家を育て上げてしまった。


さて現在、日本はベトナム、タイ、ミャンマー、インドネシアなどの東南アジア諸国と極めて良好な関係を築いている。彼らが日本人の気質や日本文化を愛してくれているならば、これ以上ありがたいことはない。しかし現実には、日本の経済・技術支援がありきだろう。そして彼らが十分に発展した時、かつて日本の植民地下にあった国々が手の平を返して”第2・第3の韓国”へと変貌する。そんなことは決して起こらないと、果たして言い切れるだろうか。


本来ならば俺も日本人として、こんなギスギスしたことは言いたくないのだが、全ての国々が”誠意”を国是としているとは限らない。国際社会に対し、日本はもう少しだけ疑心や打算を以て臨んでも良いのではないか。