先日ネットを閲覧していたところ、気になる記事を見かけた。ailovei.comより、海外の投票サイトによる「世界で最も嫌いな国ランキングトップ20」である。
1位、2位は見なくても分かる。中国、アメリカだ。しかし3位以下はどうなっているのであろうか。「まさか日本がランクインなどということは…いやいやないだろ!日本は戦後、多国を軍事威嚇したことはないし、途上国に膨大な額の経済支援もしてきた。そうだ、日本が嫌われているはずがない!!」
俺は恐る恐るサイトのページを開いた。以下が上述のランキングトップ20である。
20位 クウェート 770票
19位 イエメン 833票
18位 アラブ首長国連邦 837票
17位 スーダン 840票
16位 イラク 922票
15位 インド 960票
14位 イギリス 965票
13位 アフガニスタン 974票
12位 カタール 1067票
11位 トルコ 1085票
中東の国々がズラリと顔をそろえる。「北朝鮮、北朝鮮」と騒いでいるのは我々極東アジア人だけであり、世界的に見れば中東の方が遥かに深刻な戦禍の火種なのかも知れない。
また、とりわけ目を引くのが14位のイギリスだ。日本人の俺から見ると特に嫌われる要素はないように思えるが、やはり大航海時代に世界各国を植民地支配したことで、今も尚世界中から恨みを買っているのだろうか。
10位 シリア 1111票
9位 ソマリア 1169票
8位 ロシア 1421票
7位 イラン 1453票
6位 パキスタン 1603票
8位にロシアが登場、これは何とも意外であった。俺はもっと高順位だと思っていたのだ。なぜならロシアはその強大な軍事力で、東ヨーロッパの周辺諸国を脅かし続けているからだ。
5位 中国 1707票
4位 サウジアラビア 1822票
3位 韓国 1922票
2位 イスラエル 1971票
1位 アメリカ 2253票
そして5位に中国、これには本当に驚いた。中国こそが1位だと思っていたからだ。中国という巨悪が周辺諸国をどれだけ圧迫していることか。まあ中国が傍若無人に好き放題やっているのは、今のところアジア内だけ。それ以外の地域の人たちはさして興味がないのだろう。そして1位は安定・安泰のアメリカ、さすがである。
さらに特筆すべきは3位の韓国である。世界的に嫌われる国というのは大抵政治・経済・軍事強国であったり、あるいは産油国であったり、いずれにせよ世界的影響力を持つ国だ。現に韓国の相方の北朝鮮は20位圏外である。
しかし韓国の国際的存在感はゼロに等しいにも関わらず、あの中国をも上回って嫌いな国世界第3位。
韓国がこれまで日本に散々たかりや嫌がらせをして来たのは周知の通りだが、「韓国よ!世界に対して一体何をやらかした!?」