『名探偵コナン』が母子2世代作品となった時、果たしてどれほどの巨大コンテンツに化けるのか!? | まきしま日記~イルカは空想家~

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ちゃんと自分にお疲れさま。

俺まきしまは、30年来の”ドラえもん党”である。ドラえもん党とは、漫画・アニメ『ドラえもん』をファンの立場から大いに盛り上げ次世代の子供たちに継承させるとともに、『ドラえもん』というコンテンツの文化的重要性の再認識を広く国民に訴えることを目的として設立された、俺の脳内政党である。


さて、日本の2大国民的アニメといえば言わずもがな『サザエさん』、そして『ドラえもん』である。しかし『サザエさん』が何の創意も革新も為されずただ放送され続けるだけで国民的アニメと称されて来たのに対し、『ドラえもん』は決してそこまでの地位を約束されてはいなかった。『ドラえもん』はこれまでに様々な他作品と比較評価されてきた。それは例えば『ドラゴンボールシリーズ』であり、『ONE PIECE』、『名探偵コナン』などである。


   ◆後世に残したい国民的アニメ
   (フジ『1億3000万人が選ぶ
    究極アニメランキング』より)
   1位  サザエさん
   2位  ドラえもん
   3位  となりのトトロ
   4位  まんが日本昔ばなし
   5位  ドラゴンボール
   6位  ONE PIECE
   7位  名探偵コナン
   8位  風の谷のナウシカ
   9位  鉄腕アトム
   10位  アルプスの少女ハイジ


上記作品のうち、『ドラゴンボールシリーズ』、『ONE PIECE』はもはや怖くない。『ドラゴンボール超』はテレビ放送終了、また『ONE PIECE』も今や一億総”感動の最終回”待ち状態である。むしろ俺がドラえもん党として現在最も警戒している作品は『名探偵コナン』だ。特に注目すべきは映画作品の興行収入である。劇場版『ドラえもん』の興収が40億円程度なのに対し、劇場版『名探偵コナン』の興収は優に60億円を越えて来る。そして何よりも恐ろしいのは、『名探偵コナン』の最たるファン層が20代女性であるということだ。そう、同作は間もなく”母子2世代期”に突入するのだ。


『名探偵コナン』が母子2世代作品となった時、果たしてどれほどの巨大コンテンツに化けるのか、全く想像がつかない。しかしそれが『ドラえもん』の地位を脅かすならば、ドラえもん党として看過できない。『サザエさん』に次ぐ国民的アニメの2番手は『ドラえもん』、それだけは絶対なのである。