今一番何か賞が欲しい!!百歩譲って何か資格が欲しい!! | まきしま日記~イルカは空想家~

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ちゃんと自分にお疲れさま。

今何が一番欲しいかと問われれば、俺は賞が欲しい。金でも女でも時間でもなく、俺は賞が欲しい。それも経歴書に堂々と書けるレベルの、権威ある大きな賞がである。

小学校・中学校と、俺は作文が得意であった。それこそ学期に1度ペースで、作文で大小何らかの賞を獲っていたような気がする。しかし学生を卒業して社会人になった途端、表彰される機会の何とまあ少ないことか。

俺が大人になって獲ったまともな賞と言えば、20代の頃短編小説を書いて受賞した【日本文学館出版大賞】の特別賞くらいである。それからもう10年近く、栄誉のスポットライトからご無沙汰だ。



ならば百歩譲って、俺は賞ではなく資格が欲しい。けれど文章力絡みの資格など、果たして存在するのだろうか。調べてみたところ、何とこれがあったのだ。【文章読解・作成能力検定】である。

「1級はともかく2級くらいなら、2、3ヶ月ほどの準備で俺でもなんとか獲れるだろう!」。

しかしここで大きな問題が。この文章検を設営しているのは日本漢検協会。そして文章検2級では純粋な文章力の他に漢検2級程度の漢字力も問われるというのだ。

これは”国民的あるある”だと思うが、文書を手書きではなくパソコンで作成するようになってから、俺はビックリするほど漢字書き取り能力が落ちた。恐らく今では、小学校中学年程度の漢字すらかなり怪しい。「漢検2級程度の漢字書き取り、全く出来る気がしねえ!!」。



かくして俺は受ける前から”漢検協会設営”にビビって腰砕け、晴れて文章検受験を諦めたのであった。しかしこれに関しては、俺は文章検に一言文句を言いたい。

「今の時代、文書を手書きで作成するヤツなんているか?うちの母くらいしかいねえよ!文章はパソコンで、漢字はキー変換にしてくれ!!」