恐竜絶滅!!その時地球に一体何が起きたのか!? | まきしま日記~イルカは空想家~

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ちゃんと自分にお疲れさま。

先日ネットで動画ラジオを観ていたところ、どういう流れだったかパーソナリティ2人が恐竜絶滅の話に。「恐竜は氷河期が来て絶滅したんでしょ」、「違うよ、隕石が衝突して絶滅したんだよ」。正解は隕石衝突。しかし氷河期というのもあながち大間違いではない。そこで今日は恐竜がどのように絶滅したのかについて、ウンチクをひけらかしたい。


今から6500万年前、中生代白亜紀末期。恐竜たちが我が物顔で闊歩していた地球に、突如死を告げる悪魔が到来する。直径10kmの巨大隕石が秒速30km、マッハ80の速度でメキシコ湾沖に衝突。海水は一瞬で蒸発し、粉々に砕け散った岩盤は膨大な量の塵となって1万mの高さまで舞い上がる。そして塵は地球全土を覆い日光を完全に遮断、明けることのない闇が6ヶ月続いた。地表温度はマイナス40度。すぐに植物は枯れ、それを食べていた草食恐竜は死滅、そしてそれを食べていた肉食恐竜も死に絶える。このようにして恐竜は絶滅したのだ。


ではもし恐竜絶滅時と同規模の隕石衝突が起きたら、果たして人類はどうなるのか。今の技術では恐竜と同様、人類絶滅は免れないだろう。しかしNASAの予算にもよるが、恐らく今世紀の半ばには、地球に衝突する隕石の軌道計算をして地球の重力圏に入る前にその軌道を反らすシステムが完成するだろう。今後地球に衝突予定の隕石があったら、せめてあと数十年ほどは思いとどまってほしいものである。