AKB48の49thシングル「♯好きなんだ」が9/11付オリコン週間シングルランキングに初登場、初動108.9万枚を売上げて1位に輝いた。これによりAKBのシングル・アルバム総売上は5129.8万枚となり、浜崎あゆみの5067.5万枚を抜いて女性歌手歴代1位となった。
AKBの売上下降曲線が極めて緩やかなことから、俺は数年前からこの事態を予測していたが、いざ目の当たりにしてみると、やはり信じがたいというのが正直な感想だ。なぜなら俺は浜崎あゆみ世代であり、当時の浜崎の天変地異ともいうべき人気の凄まじさを知っているからだ。
◆シングル・アルバム総売上
1位 B'z 8233万枚
2位 Mr.Children 5953万枚
3位 AKB48 5129万枚
4位 浜崎あゆみ 5067万枚
5位 サザンオールスターズ 4894万枚
6位 DREAMS COME TRUE 4356万枚
7位 松任谷由実 3948万枚
8位 GLAY 3853万枚
9位 ZARD 3746万枚
10位 宇多田ヒカル 3622万枚
11位 SMAP 3518万枚
12位 安室奈美恵 3239万枚
13位 CHAGE AND ASKA 3141万枚
14位 嵐 3048万枚
15位 松田聖子 2966万枚
16位 L'Arc-en-Ciel 2927万枚
17位 globe 2893万枚
18位 Kinki Kids 2606万枚
19位 中森明菜 2538万枚
20位 TUBE 2455万枚
こうして上記ランキングを見ると、やはり90年代B'zの圧倒的な強さが際立っている。しかしAKBはすでにミスチルをも射程に捉えており、今後もAKBがCDを売上げ続ける限り、例えば5年後、シングル・アルバム総売上ランキングにおけるB'z一強の構図は崩れているのかも知れない。
「AKBの人気や売れ行きが5年後も続いているなどという想定はナンセンスだ」。それは5年前、日本中の誰もが思ったことである。