ダイエット関数はとにかく含まれる独立変数が多すぎる!! | まきしま日記~イルカは空想家~

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ちゃんと自分にお疲れさま。

俺の身長体重は、177cm70kgである。

このおおよそスリムとは言い難い体型、しかしこれが人一倍どころか人の3倍太りやすい俺にとって、精一杯の体重維持の成果なのだ。

思うにダイエットとは、数学における関数の算出に似ている。例えば今、体重変化量をy、体重の増減を決定する「ダイエット関数」をfとする。きっと多くの人が以下のように思っているのではないか。

  y=f(x1)
  x1;摂取カロリー量

しかしもしそうならば、俺の体重はどんどん逓減していくはずだ。なぜなら俺は徹底したカロリー計算により、1日の食事摂取量を俺の身長の標準摂取カロリー量よりも遥かに少ない1600kcal以下に抑えているからだ。

ところが実際には、俺の体重は激しく上下動しながら、長期的に見れば横ばいに推移している。

もし摂取カロリー量だけで一意的に体重や体形が決まるならば、これほど楽な話はない。けれど実際にはそうではない。ダイエット関数はとにかく含まれる独立変数が多すぎる。例えば以下のようにだ。

  y=f(x1、x2、x3、x4、x5、x6…)
  x1;摂取カロリー量
  x2;水分摂取量
  x3;基礎代謝量
  x4;発汗量
  x5;排泄量
  x6;運動量
   …

x1を制御してもx2が多ければyは増大してしまう。x2を抑えても、x3、x4、x5、x6…何らかの因子により体重は増減し、また因子があまりに多いため原因の特定は極めて困難だ。

この不確定性こそが、まさにダイエットの難しさなのである。