2005年、アニメ『ドラえもん』がスタッフ、キャストを一新しリニューアル、それから12年。ある記事によると、現ドラえもん声優・水田わさびがすっかり天狗状態になっているらしい。「自分があのドラえもんを演じているんだ」と舞い上がり、まるで地に足着かずと批判されていたのだ。
ならばドラえもんファンとして言わせてもらおう、「そんな誹謗中傷はもうウンザリだ」。国民的人気キャラクター・ドラえもん役に抜擢された時、水田氏は大号泣したという。そして心ないバッシングと闘いながら、これを10年以上も務め上げてきたのだ。その経緯を考えれば、氏から誇りや自負心が溢れるのも当然だろう。
◆日本を代表するアニメといえば?
(「gooランキング」より)
1位 ドラえもん 3815票
2位 サザエさん 2856票
3位 ONE PIECE 2304票
4位 ドラゴンボール 2088票
5位 それいけ!アンパンマン 485票
6位 鉄腕アトム 468票
7位 名探偵コナン 444票
8位 ポケットモンスター 420票
9位 ルパン三世 366票
10位 宇宙戦艦ヤマト 315票 ※以下略
そもそも俺は、「声優が変わってから『ドラえもん』を観るのをやめた」という輩の言い分が大嫌いだ。俺は彼らに言いたい、「それは嘘だ。単に大人になって『ドラえもん』の視聴をやめるタイミングを見計らっていた時に、体よく声優交代があっただけだろう。つまりあなたは、たとえそれがなくても『ドラえもん』を観るのをやめていた」。
やたらに歴史や伝統を口にする者たちは、未来に対して無責任だ。本当のドラえもんファンならば、「20年、30年先も続いて欲しい。そして次世代、さらに次世代の子供たちにも『ドラえもん』を観てほしい」、そう願い水田わさびら現声優陣を応援するものではないのか。